異郷の死─知里幸恵、そのまわり  
 
著者・編者: 西 成彦,崎山 政毅 編
出版社: 人文書院
発行年: 2007/08
定価: ¥2,730 (税込)
   
  目次
   
  序                                                    崎山政毅
  知里幸恵の詩/死                                         丸山隆司
  バイリンガルな白昼夢                                         西成彦
  みずからの声を翻訳する──『アイヌ神謡集』の声と文字                 坪井秀人
  知里幸恵と知里真志保のアイヌ神謡訳                    佐藤=ロスベアグ・ナナ
  【エッセイ】越境の女性作家として                               津島佑子
  知里幸恵と帝国日本言語学                                   安田敏朗
  口承から表記へ、表記から「文学」へ
    ──知里幸恵と知里真志保の「日本語テクスト」とその周辺            崎山政毅
  【エッセイ】知里幸恵との、遅すぎた出会いをめぐって                   太田昌国
  宮沢賢治とアイヌ文学                                       秋枝美保
  好奇心とオリエンタリズム──北原白秋のアイヌ民族へのまなざしを考える      細身和之
  編集後記                                           西成彦
 
  編者紹介
  西 成彦
1955年生。東京大学大学院博士課程中途退学。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。比較文学。『新編 森のゲリラ 宮沢賢治』(平凡社ライブラリー)、『耳の快楽──ラフカディオ・ハーンと女たち』(紀伊國屋書店)、『複数の沖縄』、『異郷の身体──テレサ・ハッキョン・チャをめぐって』(ともに共編著、人文書院)など。
                 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  崎山 政毅
1961年生。京都大学大学院後期博士課程中退。立命館大学文学部准教授。ラテンアメリカ近現代史・第三世界思想史。『思考のフロンティア 資本』(岩波書店)、『サバルタンと歴史』(青土社)、『1968』(共著、作品社)、『複数の沖縄──ディアスポラから希望へ』(共著、人文書院)など。               (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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