狼女物語 (G.マクドナルドほか)  
 
編者・訳者: ウェルズ恵子・大貫昌子
出版社: 工作舎
発行年: 2011/3
定価: ¥2,520 (税込)
   
  目次
   
 

イーナ  マンリー・バニスター

 ……白い仔狼……変身の恍惚……金色の裸体……合一……

白マントの女  クレメンス・ハウスマン

 ……扉をたたく音……美しく強い手……決死の競争……真夜中の星……

ブルターニュ伝説 向こう岸の青い花  エリック・ステンボック

 ……黒ミサの夜……青い花……リリス……隔絶の小川……

コストプチンの白狼  ギルバート・キャンベル

 ……前兆……謎の貴婦人……目覚める狼……余韻……

狼娘の島  ジョージ・マクドナルド

 ……形のよい素足……掘立小屋……陰惨な音……灰色狼……

狼女物語  キャサリン・クロウ

 ……魔女の噂……狼の前足……賢者の石……火刑……

総説 狼女──私たちの心の物語  ウェルズ恵子

 ……狼女の森……追放と帰還……セクシュアリティの復讐……いま狼女物語をどう読むか……
作者・作品解説

   
  編者・訳者紹介
 

編者:ウェルズ恵子  Keiko Wells

立命館大学文学部教授。訳書にベアリング=グールド『人狼伝説』(人文書院)、著書に『黒人霊歌は生きている』(岩波書店)、『フォークソングのアメリカ――ゆで玉子を産むニワトリ』(南雲堂)など。論文に「暴力的文化アイコンとしての『赤ずきん』物語」(筑摩書房)、「ブルーズ君の語ること――初期カントリーブルーズの歌詞を読む」(岩波書店)など。
              (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

訳者:大貫昌子 (おおぬき・まさこ)

在米翻訳家。英訳書に上田誠也 The New View of the Earth. (W. H. Freeman)、邦訳書に『ご冗談でしょう、ファインマンさん』『アインシュタイン愛の手紙』ウィルソン『生命の多様性』(以上岩波書店)、レジス『アインシュタインの部屋』『不死テクノロジー』『ナノテクの楽園』(以上工作舎)、グリック『カオス』(新潮社)、コール『無の科学』(白揚社)など。
               (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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