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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

立命祭のときに何処のコースの誰が何時から何時まで、何処の部屋で活動をするかというシフトが決められており、同じコース同士での入れ替え、変更もあってかなり複雑になってしまったが、空いた時間に他の学年の見たいものを見つつバランスよく乗り切ることができた。

Multitasking

部活動で、クリアやサーブを奥まで飛ばす、同じフォームで違うショットを打てるようにするなどの目標を立てて、顧問の先生やコーチに教えてもらいながら実践できた。ピアノで、決められた期間内でなんらかの曲を弾けるようになる、指を早く回せるようにするなどの目標を立てて、自分なりに練習できた。

Initiative

合唱祭で自分から率先してリーダーになりたいと立候補した瞬間から。自分は歌うことが生きがいと感じる。それほど大好きなものに出会えたことにようやく気付いたときにコンピテンシーが身についたと実感した。小学生の時に見えなかったものが中学生になって少しずつ見えてきたと思っている。

Self-efficacy

研修事後報告会の動画を作成して自分はパソコンがある一定使えるということが分かったので自分の新たな一面を把握できたのではないかと思う。自分が一番近くにいて一番わからなかった私にとってこの成長は大変喜ばしいことである。

Self-efficacy

6月頃から部活で同じ学年のチームメイトと一緒に協力してトレーニングや練習をしてうまく行って12月くらいの最近「みんなうまくなってる」みたいなことをコーチに言われてチームワークが大切だなと思ったから。

Teamwork

合唱フェスティバルで、クラスメイトにアドバイスをしながら、よりよい合唱にできるように協力できた。また、北海道研修で、同じグループの人と空き時間を使いながらグループの課題を考えたり、スムーズに次の活動に移れるように声掛けをしたりなど周りの人と協力できた。

Teamwork

私が人間関係に悩んでいる時期に、ある友人が私をグループに誘ってくれた。一人じゃないよ、と言ってくれたこともあって、心が温まった。そんなグループのみんなに少しでもいいから自分なりの恩返しをしたいと考えて、「悩んだ時はいつでも私に相談して。」と声を出してみた。実は同じようなことを小学生の時にも行ったことがある。だが、その時は孤独感を抱いていたので、この言葉の本質を見いだせたのは今回初めてのことだった。今は、その2人はもちろん、その2人以外にも私を信じてくれている友人がいるので、友人に寄り添えるような自分でありたいなと心から思う。

Innovation

12月に入って、部活で新体制になってから、先輩同士のトラブルで大好きな先輩が辞めそうになっている時に、同じ学年の子が先輩の影響で辞めそうになっているのを見て、先輩は怖くてあまり向き合えなかったけど、同じ学年の子とは責めないように気を付けながら、しっかり向き合ってまた前に進んでいけそうな気がしているから。

Empathy

入学して一か月後あたりで周辺の席の人たちの小学校時代の話を聞く機会があった。聞く限りのあまりの治安の悪さにショックを受けたと同時に、自分が通っていた小学校がいかに平和だったかを思い知らされ、自分の中の当たり前が当たり前じゃないどころか、むしろ珍しいことであることもあるのだとわかった。そこから、人の過去の話を聞くときはとんでもない物が来ることを想定し、共感できるようになった。

Empathy