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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

中学生の時に剣道部の顧問に「剣道ノート」を作れと言われてから、そのノートに練習や大会の振り返りや反省、改善策など書くようになったことで、自分の問題点や失敗からの反省をできるようになったと思う。これは高校の時のフェンシングでもノートを作って、自分の振り返りや分析を行うことで、しなやかさが身についた。また、高校での後悔や大学受験の失敗で酷く精神的に病んでいた時、一人で読書や自分の思考や現状を変えようと努力する中で失敗から立ち直る力を身に着けた。

Resilience

大学2回生の時、ヨット部の練習中にレスキューをしていたが、判断ミスで適切な行動が取れず、先輩やプレイヤーに迷惑をかけてしまいました。その後、先輩との振り返りミーティングで、自分のミスを振り返りながらアドバイスを受け、正しい知識と対処法を学びました。この経験を通して、失敗を素直に受け止め、次に活かすために行動し柔軟な対応する必要性を実感。それ以降は、同じミスを繰り返さないよう意識しながら部活動に取り組むようになりました。

Resilience

高校時代の部活の試合で自分のミスで負けてしまった試合があった。その時にチームメイトから自分のせいで負けたわけではないということを言ってもらったり、監督からも試合は誰か一人のせいで負けるわけではないという言葉をかけてもらって立ち直ることができた。

Resilience

大学2年生の時、キャリアデザインの講義である会社の社長から「失敗を責めるのではなく、次にどうするか考えることが重要だ」というアドバイスを受けました。この言葉を受けて、自分のミスを分析し、どのように改善すべきかをノートにまとめ、次回の業務で実践しました。その結果、同じミスを繰り返すことなく、業務をスムーズに進められるようになり、しなやかに立ち直る力が身についたと感じました。

Resilience

自分自身と向き合う力、自分のマイナスな面も大切にしていく能力が身に付いたと思う。大学に入った当初、環境の変化や自分の障害、様々なことが重なって精神的に壊れてしまい、休学することになってしまった。しかし、休学中や復学後、少しずつ自分自身のことについて理解を深めたり、家族や大学の職員の方々に助けを求めたりしたことで、自分自身と向き合うことができるようになった。

Resilience

大学受験で第1志望に受からなかったが、ご縁があったこの立命館でしっかり学を積もうという気持ちを持とうと思えたこと。 高校の部活動で、上手くいかずに顧問の先生や先輩に怒られたが、なにくそ精神で立ち向かおうと思えたこと。

Resilience

高校時代の部活動において、コロナ禍であったこともあり人数関係で同期のうちの1人が全国大会の県外遠征に行けないと分かった時に、話し合いの中で、私が残ってここで練習を頑張ると伝えました。また、最後の試合に5人組の団体種目か個人種目かのどちらかに出場することを選ぶ時に、他の同期の希望も汲んで、個人種目に出場するという選択を取りました。何気なく取った判断ですが、後々に同期や顧問の先生、保護者の方から、「本当にチームのバランサーやった」や、「あんたの何気ない優しさに沢山救われた」などと言われ、人の気持ちを考えて、自分の行動をとるということができるようになっていたんだと気づきました。

Empathy

高校2年生の時に生徒会長をしていたとき、通常9月開催の文化祭が、コロナの影響で12月開催になりました。通常の文化祭を運営する以上に会場の設定やコロナの予防対策、高校3年生が受験を控えていることへの配慮など、予算、導線、感染対策など解決しなければならない問題をたくさん抱える状態でした。また、コロナの影響により高校1年生の時は文化祭が中止になったため、私自身も高校生活初めての文化祭で右も左もわからない状況でした。そうした状況でしたが、先生方や他の生徒会メンバー、クラスメイトの協力を得て、無事に文化祭を終了することができ、様々な問題を同時に解決するマルチタスキングがついたと思います。

Multitasking

高校1年生の冬ごろ、進路に悩んでいた時期に高校の先生との面談で、「学校内だけではなくていいからアルバイトとかの活動もいろいろやってみるのはどうか」と言われたきっかけからアルバイトやボランティア活動をやり始めて、結果的にそれが進路を決めるのにも役立ちました。また、高校3年生の面談時にも「あの頃は受動的だったが、今は自発的にいろいろな物事に取り組んでくれている」と言ってもらえたので、その言葉が自分の自信にもつながりました。

Initiative