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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学1回生のときに、ダンスバトルで優勝するという目標をかかげた。しかし、大学に入学してからバトルに挑戦し始めたため、最初は1回戦で負けてばかりいた。そこで、客観的な分析が大事だと思い、練習方法を工夫した。サークルの仲間や先輩と定期的に試合形式の練習を行い、お互いにアドバイスする場を設けた。アドバイスをもらう際には、疑問点を質問することでより深みあるフィードバックをもらうよう心がけた。これにより、試合感覚に慣れることができたうえ、自分では気づくことができない踊りの長所、短所を知るができた。そのうえ、仲間と協力して練習を行ったことでモチベーション維持にも繋がった。この結果、二年後に滋賀県の大会でベスト4に入ることが出来た。

Teamwork

学内インターンで日本酒メーカーとコラボし、新規企画立案に携わった経験ついて説明する。この活動は長期休暇期間中に対面で会う頻度が少なくなり、当初メンバーの会議出席率ややる気が低下するという課題が生じていた。私は「どのチームよりも一番高い評価をもらいたい、メンバー全員がプロジェクトをやり切ったと思いながら終えたい」という想いから、ゴールから逆算したスケジュール管理能力を武器に、週1回は必ず議論が行えるように会議終了後に簡単に入力できる日程調整アプリを導入し、次週の予定決めがしやすい環境づくりを行った。また、全員の意見が反映されるように発言回数が少ない人に積極的に質問を行うなど意識した。これらのアクションにより毎回90%以上の会議参加率を実現し、一人一人が関与している当事者意識を持たせた。最終的に全チームの中で最も高い評価を得ることが出来た。

Teamwork

この力は大学1年生から続けているかき氷屋のアルバイトにおいて、バイトリーダーとして店舗の評価改善に尽力した経験から養われた。私がリーダーに就任した際、スタッフの入れ替えが重なっていたために経験や認識の違いが増え、全体のクオリティが低下し、口コミや覆面調査の結果が過去最低となっていた。私はこれを改善するために、それまで開催していなかったミーティングを開催し、スタッフ間の結束を深めつつ、気軽に意見交換ができる場を設けた。同時に私自身がそれぞれのスタッフと気軽に喋ることができる関係性を構築し意見を引き出した。また、本社や店長などの意見とスタッフ側の意見をすり合わせるために、現場の意見を定期的に本社へ提出し、その返答を元に再度スタッフで話し合う習慣を作った。その結果、スタッフ間の連携が強化され、評価を過去の平均以上にまで回復させることができた。

Teamwork

大学1年生から続けているアルバイトでの経験です。そのアルバイト先で私は店長代理というポジションを任されております。具体的な職務内容は、その名の通り店長が不在の時にシフトに入り、店舗の営業を行うことです。この店舗では以前、運営元が変更となり、アルバイトメンバーなどの引継ぎを一任していただきました。その中で最も力を入れたことが、新しく入ってきたアルバイトメンバーの新規育成です。リニューアルオープン時に戸惑うことがないように、ホールのオペレーションマニュアルを作成し、指導することが出来ました。このオペレーションマニュアルの作成時に、一人では作成するには難しかったので、既存のメンバーの手助けもあって完成させることができました。このときに、チームワークが身につくとともに、チームワークの重要さ、素晴らしさを感じることが出来ました。

Teamwork

今年の秋、学園祭の出店に向けてサークルの人たちで準備をしたことでコンピテンシーが身についたと考えます。まず、何をしたいのか案を出し合い、学園祭当日までの日にちを逆算して準備を計画したり、前日も教室のレイアウトについて考えたりなど、妥協することなく協力して行うことができました。

Teamwork

大学の講義の一環で、電子工作であったり3Dプリンターの実習を行った。これらを元に、自分自身で生活をより便利にする工作をおこなってきた。これらのことを振り返ると、目標立て→実験→試作→評価というサイクルを何回も繰り返しており、その中でどのようにすれば良いものになるか、革新的なものができるかなどを考えていた。

Innovation

サークル活動でチームメンバーのモチベーションに差が生まれ、一致団結して練習できない期間があったが、自分がキャプテンとしてメンバーに声をかけたり、練習メニューを新しく考えたりして目標に向かえた。

Resilience

私はセカンドストリートというリサイクルショップでアルバイトをしており、接客だけでなくお客様からの買取も行っております。買取業務を行う上で、商品の状態や各ブランドの市場価値を判断する必要があります。もちろん買取業務のマニュアルはあるのですが、マニュアルに記載されていないブランドは自身で価格設定する必要があります。また、一つ一つマニュアルに沿って判断していれば時間がかかってしまいます。実際に買取業務始めたては先輩方とのタスクスピードの違いに驚きました。お客様を待たせないためにも素早く丁寧に業務を行いたいと思いました。特に私はレディースのブランドやマニュアル外の価格設定に苦戦しました。そこで私は、レディースの商品を販売している店舗に行き、レディースブランドの確認や各ブランドの手触りと素材の確認を行いました。その結果、レディースのブランドではマニュアルを使わずとも商品の手触りやブランドで判別することができ、お客様を以前よりも待たせずに素早く買取業務を終えることができるようになりました。また、マニュアル外の価格設定ではお客様の持ち込み数の多いブランドの年代判別や流行りなどを古着屋に行って情報収集することで買取業務の効率化を図ることができました。

Resilience

昨年度の入試広報学生スタッフでの活動で、統括というポジションに惜しくもつくことができないことを経験しました。しかし、そのことを悔やむのはではなく自信のいる立ち位置やするべきこと・できることを意識してた1年間やり切ることができたこと。

Resilience