Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
中2の冬に行った海外研修で思うように英語が使えなかったことに悔しさを覚え、自主的に英検や英語学習に取り組んだ。また、独学で中国語を学び、目標としていた検定に合格できた。それによって、高1の夏休みに行った香港への短期留学では英語、中国語ともにすらすらと話せるようになっていた。
Initiative
高校入学当時は勉強面でしっかり勉強した教科としてない教科の差が大きく、テストの点数が安定しなかったけれど、高校生活を送る中でうまく時間を使えるようになったり、マルチタスクのスキルが少しずつ身についていき、効率よく勉学に励むことが出来た。
Multitasking
高校時代の部活動で主に身についたと考えられる。自分は甲子園出場という目標に向かって日々練習してきたがその中で自分に対して何が足りないのかといったことを考える機会が非常に多かった。その時に日々の練習や自主練から自分なりに考察して、数値目標を定めながら日々を過ごしたことがこの能力習得につながったと思う。
Initiative
進路希望の際に、どの学部に行きたいのかを時間をかけて考え、そのうえでどのようなことを達成していくべきなのかを熟考し、大きく理想的な目標の下に小さくコツコツ現実的にできる目標を設定して、理想に近づいていく事ができた。
Initiative
各教科から出された課題について自分の納得ができるまでレポートを突き詰めて作成したこと。高校二年の頃の生物のレポートにて、実験で起こった際に生じた疑問について自分が納得できる回答に行きつくまで作成した。
Initiative
部活動で、大会がある度にそれまでの練習にどう取り組んだのかや、自分がチームに貢献できたこと、できなかったこと、得意とすること、苦手とすることなどを振り返り分析した。それによって次の大会までにできていなかったことをできるように改善したり、よかったところはもっとできるように工夫した。たとえば声かけ。チームが今どういう雰囲気なのかを察して、みんながまとまれるような声かけをした。
Self-efficacy
一年生の時の部活は、活動内容も薄く、回数も少なかった。しかし、このままでは部活存続の危機にあると感じ、部員と共に部活改革を行った。また、部長を務めたことにより、周囲の意見に耳を傾ける機会が多く、他の人と協力して何かを成し遂げることが多かったように感じる。
Teamwork
運動系の部活をしている時に、チームメイトと合わせたり、自分自身で技術を高めようとするときに、うまくいかなかったりして、そこであきらめるのではなく、どこが問題点なのか、どうしたら改善するのかを考えることができた。
Resilience
コアのプロジェクトで、初めに設定していたテーマではうまくいかなくてやりたいと思っていたことも実現することができなくて行き詰まってしまったけれど、失敗の原因を根本から考え直すことで、その失敗を元に新しいことを始めることができ、プロジェクトを進めることができた。
Resilience