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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

学部時代、2回生のときに1年分の単位を落単して、3回生の夏休みまで自暴自棄になっていたが、母から発破をかけられ学友との交友関係を続けたことでプライドが保たれ、4回生で卒業論文を書きながら1年間で30単位取得し、卒業までこぎつけた。その傍らなんとみらいゼミもそれぞれのテーマで2度主催し、大学院進学できた。

Resilience

ある団体に入りたいという目標を持ち、その団体に入るにはどうすれば良いか、所属することができたら自分はどのように貢献できるのかなどを一生懸命考えた。結果、団体に所属することはなかったが、やり切ることができたと考えている。

Initiative

高校1年生のころ、自主的に韓国語の勉強を始めた。規則的に勉強していたわけではないが、気が向いたときに勉強をしていた。勉強を始めてから3年後、少し難しい検定に合格することができた。それまで自分はどんなことも簡単に諦めてしまう性格だと思っていたが、それは短いスパンでの話にすぎないと気づいた。長いスパンで見れば、たまに休みながらではあるものの、努力しつづけられることが分かった。それからはどんなことでも興味があればまずは始めてみようと思えるようになった。

Initiative

高校生のころ、進路を考えるにあたって自己分析をたくさん行った。ネット上にある適職診断を使用したり、周囲の人に自分について尋ねてみたり、日記を書いて内省する時間を多くとるようにした。それらの行動を通して、自分がどのような人であるかを以前よりもよく理解できるようになった。そのことにより、人と関わるうえでの距離感や自分の立ち回り方、自分の感情を整理してコントロールする方法などがつかめるようになった。 また自分のアイデンティティが確立されていくにつれて、自分を信頼する力もついた。

Self-efficacy

高校生の時に、部活動でチームメンバーとともにバスケットボールで日本一を目指し、毎日死に物狂いで練習に取り組んできました。だからこそ、衝突が起こる事も多く、チームが良い方向に行かないこともありました。しかし、そこで、メンバーとコミュニケーションを取る事や、真正面で向き合う事で、さらなる高見に進むことが出来ました。

Teamwork

1と同じく。 成功体験を得るまでは「あきらめない」のはとてもつらいことだと思います。 自分もまだまだ成功体験をしたとは思えていません。 ですが、失敗続きのなかでも1個でもよかったことがあれば「続けることに意味がある」と思うことができるようになると感じます。 大学で失敗し続けていても、ほかの場所で活躍できる場所があったことが自発性を育む原因だったと思う。

Initiative

小学生の頃から私は水泳やサッカー、そろばんなど毎週の拘束時間が長い習い事をさせて貰っていたため、それらを効率よく回さなければ友人と遊ぶ時間がなかった。その上、物心ついたときから父の愛読していた少年ジャンプを読むことや、友人の話についていくために、ゲームを進める必要があるなど、さらなる時間的制約があった為、それらを同時並行するマルチタスク能力を身に着けた。

Multitasking

私は大学入学当時から複数のアルバイトを掛け持ちながら、サークル活動や研究にも打ち込んできました。限られた時間の中で、効率よくタスクをこなすために、スケジュール管理や優先順位付けを徹底しました。これらの経験を通して、マルチタスク能力が自然と身についたと感じています。特に、試験前夜には、複数の教科を同時に復習しながら、友人からの相談に乗るなど、限られた時間の中で最大限の成果を出すために工夫を重ねていました。

Multitasking

就職活動中は、企業のエントリーシート作成や面接準備に加え、アルバイト活動や日々の学業といった様々な活動を同時に進める必要があった。その中で、まず自分が抱える全てのタスクを洗い出し、それぞれの重要度や締切を考慮して優先順位をつける習慣を身につけた。たとえば、エントリーシートの締切が迫っている場合はそれを最優先とし、アルバイトのシフト調整や学業の計画を工夫して時間を捻出した。このようにして、全てのタスクを期限内に達成するための効率的なスケジュール管理を徹底することができた。結果的に、自分の就職活動は成功といえるような結果をおさめることが出来たので、自分はマルチタスク能力が身に付いたんだと思った。

Multitasking