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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

就職活動の時に、私自身が、面接やエントリーシート、筆記試験の勉強を進める中で、思うような成果が得られないことがあった。面接練習をしても当日上手く話せないことや、エントリシートを書く上で、どこに気を付ければよいかなど、自分の能力に落胆することが多かった。しかし、身につけた知識や能力を無駄ではないと信じ、失敗しても挑み続けることを忘れないようにした。その結果、就職活動を終えた際にやりきったという感覚を味わうことが出来、困ったことや大変な時期でも上手く乗り過ごす柔軟性を身につけられたと考えているから。

Resilience

就職活動で何社も落とされながらもめげずに活動を続け、自身の希望する企業に内定をもらえたこと。特にインターンシップの選考は数えきれないほどチャレンジを続けたが落とされ続けた。周りが内定を獲得する中自身の進路が決まっていない状況で、自分はどうしようもない人間だとふさぎ込むこともあった。しかし、落とされた企業のエントリーシートやウェブ面接の録画を何回も見直し、大学のキャリアセンターで何度も練習した。失敗経験をばねにして、さらに良くしていこうと実行に移せたことが、内定に直結したのだと思う。

Resilience

浪人の、末大学受験に失敗し志望していた旧帝国大学に進学することが出来なかった。滑り止めの滑り止めの第4志望だった大学に進学することになり、数人からバカにされた。春休み中、高校の同級生と会うことも恥ずかしく、入学式でも泣いてしまった。同窓会にも行きたくなかったが、自分の弱さをを戒めるためと思って、参加した。留学や就職活動中は、悔しいこともたくさんあったが、二度と大学受験失敗のようなみじめな思いをしたくないという思いから、圧倒的な努力量で結果を出すことが出来た。

Resilience

1年生の頃から務めているアルバイト先で、勤め始めの頃は中々環境に慣れず、日々色んなミスをしてはスタッフの人に怒られていました。そのため、一時はスタッフの人と関係があまり良くなく、冷たい態度を取られたりしていました。そこから日々注意を受けたことをメモし見返すなどすることで少しづつミスを改善していき、めげずに4年生までの3年以上と長く務め続けることでスタッフのかたへの信頼に繋がっていきました。そこから様々な場面で頼っていただけるようになりました。

Resilience

大学1年生の時、パラスポーツを広める活動を行っていた。大学生の仲間たちと100人をイベントに呼ぶために、SNSでの告知や連絡をおこなっていた。沢山の人に連絡を送っても既読すらつかない状況を打開しようと、言い方を変えてみたり、アプローチする層を変えたりした。結果、111人を集めることが出来た。

Resilience

「偏差値を1年で10以上上げて大学受験に合格」 現役時は大学受験に失敗した。しかし、こうした失敗を失敗で終わらせないことが自身の強みである。現役時の反省を生かし、浪人期は強い目的意識を持って学習に励んだ。具体的に行ったことは、合格するためにやるべきことを逆算し、一日ごとに計画を立て参考書を進めたことである。予備校にも通わず自宅で一人での勉強は辛いものがあったが、目的を果たすために愚直に取り組んだ。結果として偏差値を10以上上げ、翌年には志望校に合格した。

Resilience

大学2年生の春学期に履修した「データ構造とアルゴリズム」の授業では、学び始めの段階で出てきた「連結リスト」という概念をなかなか理解できず、それが原因で後の内容もあまり理解できない状況が続きました。この問題を解決するため、私はインターネットで連結リストに関する多くの資料を調べ、自分なりに一生懸命取り組みました。その結果、ついにこの概念を理解することができ、後のデータ構造とアルゴリズムの学習においての基盤をしっかりと築くことができました。

Resilience

ラグジュアリーホテルで電話交換台のアルバイトをしていた際、最初の頃はお客様の気持ちに寄り添うことを意識しながら業務に取り組んでいた。具体的には、お客様が電話で伝える要望の背後にある本当のニーズを考え、それに応じたサービスを提供するよう努めた。例えば、部屋の清掃を依頼された際に、その背景にリラックスしたいという希望があると感じた場合は、清掃スタッフに早めの対応を依頼するとともに、お客様におすすめの館内サービスを提案するなど、付加価値のある対応を心がけた。その後、業務を続けるうちに、こうしたお客様の潜在的なニーズを自然と把握できるようになり、意識的に考えなくても適切な対応ができるようになった。この経験を振り返る中で、自分には「共感性」という能力が身に付いたと実感しました。

Empathy

大学3年次のゼミの授業で、チームで行うプロジェクトだったが多忙なメンバーが多く、ゼミ活動の優先度が低くなってしまっているケースがあった。そのため、メンバーで話し合ってそれぞれの背景や事情を考慮した上で役割分担を行い、円滑に進めることができた。

Empathy