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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学入学後は授業で出された課題の一つ一つに時間をかけすぎてしまい、提出が期限の直前になってしまうことや、途中から雑に課題をこなすようになってしまった。しかし、同じ授業を受講している友人の課題の取り組み方を聞くことや、どの課題をいつ行うかなどの具体的なスケジュールを立てるなどの工夫をした。その結果、効率的に課題を行うことができるようになり、複数の課題も余裕をもってこなせるようになった。

Multitasking

大学に先生から、課外活動団体を2つ掛け持ちし、そのうちの1つを代表として組織運営を行いながらも大学の授業もおろそかにせず、ゼミではゼミ長を務めてアルバイトは業種のことなる3つを掛け持ちしていたことから、計画的にスケジュールを組んで多くのタスクをこなすことができたこと。

Multitasking

私が「マルチタスキング(Multitasking)」のスキルを身につけたと感じたのは、大学2年生の秋学期に、複数の課題や活動をバランスよくこなさなければならなかった経験です。英語と日本語のスキル向上、模擬国連(Model United Nations)への参加、さらに日々の授業の課題など、多くの取り組みが重なりました。スケジュールを細かく立て、時間を区切ってそれぞれの課題に集中しました。具体的には、まず各タスクの締め切りや優先度を確認し、毎週の計画を立てました。朝は英語と日本語の単語を覚えたり、リスニングの練習を行い、日中は授業の課題に集中しました。模擬国連の準備も必要だったため、週末や夕方の時間を活用して、背景リサーチやディスカッションの練習に取り組みました。

Multitasking

3回生では実験科目が週に2つあり、実験の予習や実験レポートの作成がかなり大変だった。それに加えてその他の専門科目や教養科目の課題もあるため、提出期限までにすべての課題を終わらせるためには複数の課題に対してバランス良く、効率的に取り組む必要があった。課題によっては友人と協力して一緒に考えて答えを出す課題もあったが、ほとんどは自分だけの力で対応する必要があったため、課題をこなしていくうちに自然とマルチタスキングの能力を身につけることができた。

Multitasking

2回生の時に年間上限単位数46に対し、専門科目が40単位とらなければならない時期がありました。その時に中間、期末テストが同時に複数実施される時がありました。そのため、複数のテストに対して勉強を進めていかなければならなくなりました。そこで、私は、一日にそれぞれどれだけ勉強するのかを予め決めてからテスト勉強に臨んでいました。その時の成績は良く、無事に専門科目40単位を取得することができました。これ以降も同じようにテスト勉強を行い、同じように成績も良くなりました。

Multitasking

大学在学中に、様々な課題が同時に出され、毎日大学の課題におわれる日々でしたが、全ての課題に手を抜くことなく取り組んだことで、西園寺奨学金をいただくことができたり、学科内の累積GPA順位も1回生のときからどんどんと上がって、いまでは3位を取る事が出来ました。

Multitasking

私はスキーサークルに所属しており、年末年始や春休みを長野県で過ごしています。その際、先輩や後輩と共に朝晩を宿で働き、昼はスキーを練習するという生活をします。私は元々継続的な努力が苦手でしたが、この活動を通して同じ課題に取り組み続ける姿勢を学ぶことができました。こうして得られた経験は日頃の大学での学習にも生かされるようになり、実験レポートで悩んだ時も諦めずに様々な角度から同じ課題に取り組むことができるようになりました。

Initiative

プロ野球の試合での売り子のアルバイトに力を入れている。今年シーズン終了までの売り上げ目標達成のために顔を覚えてもらうよう全試合出勤し、様々なお客様に話題を提供できるように試合のハイライトを毎日チェックし野球知識を叩き込んだ。選手のユニホームを着ている人には選手の話題を振って、会話のきっかけを作ることを意識した。お客様自身に関しても、まずは身なりや表情といった外見からの情報をもとに、その人の良さを言葉で伝えるように努力した。単に商品を売るのではなく自身に付加価値を付けるということを意識しながら販売するようにした。こうして相手に沿った最適な話題作りを行う能力を身に付け、当初設定した目標を達成することが出来た。

Initiative

大学2回生の時、新NISAについての情報を知り、将来の資産運用のために投資を始めることに決めました。そのために投資資金10万円を貯める事を目標にアルバイトのシフトを週5日に増やし、投資に関する本を読み始めました。最初は大学の研究報告の準備やシフトの増加のために勉強時間が確保できなくなりましたが、この問題に対処するために優先順位をつけて一つずつ解決することにしました。研究報告が最優先であることから、シフトは調整し、足りない資金は支出を見直して補いました。投資の勉強は毎朝30分早く起きて行い、大学への移動中に勉強するなど時間を作り、残りの時間を研究報告に充てることで目標金額まで貯金し、万全な状態で投資を始める事が出来ました。

Initiative