Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
小学生4〜6年の際にドッジボールのクラブチームに入っていた。クラブチームとして活動する際には監督やコーチから貰った支持を通して練習メニューを全員とこなすのみならず、試合においてどういった戦術を行うかを全体に共有する必要がある。コーチや監督、自身より実力のあるチームメンバーからのパターナリズム的な指示はありつつも、自分が作戦立案するより上記のメンバーに従うことが最適解だし、それを電波させる必要があるということを認識していたと考えている。そうしたことを通して和を乱さないチームワークについて学習したと考えている。
Teamwork
『5. もっとも(1番目)身に付いたコンピテンシーのエピソード』で記した校則の改正にあたって、生徒会役員で役割分担し、生徒へのアンケートや、生徒総会の議案書の作成を行いました。実務に際しては目標を全員で確認し、全員の意見を1度聞いてから生徒会の方針やその詳細を決めることで、役員がチーム一丸となって活動に取り組みました。これが私のチームワークを示すエピソードです。
Teamwork
私は大学2年生の秋学期に、所属するサークルの学園祭企画を担当した。それまでは、サークル内の企画は主に先輩が中心となって進めており、私はその指示に従いながらサポートする立場だった。しかし、代替わりを迎えたことで、自分の意見を求められる場面が増えた。 学園祭企画では、メンバー全員で「何を目標とするか」「どのような出し物をするか」をゼロから話し合った。私はそれまで自分の意見をはっきり伝えることが苦手で、話し合いの場では控えめにしか発言できなかった。しかし、その企画では私が率先して意見を出し、メンバーをまとめる役割を担わなければならなかった。そこで、まずは自分の考えを整理し、簡潔でわかりやすく伝える練習を重ねた。その結果、メンバーの反応も次第に良くなり、意見交換が活発に行われるようになった。また、意見が食い違った際には、相手の考えを尊重しつつ話し合いを進め、全員が納得できるように調整を図った。このように、メンバーと協力しながら積極的にコミュニケーションを取ることで、目標に向かって一体感を持って取り組むことができた。
Teamwork
高校の文化祭でクラスで劇をすることになった際、私は助監督としてみんなのサポートに徹した。最初はそこそこの熱意で取り組んでいた人も私が夏休みを返上して活動を行っていることを知ってくれてから、劇を良いものにしたいという一心で取り組んでくれるようになった。人の熱意は他人に伝染していくことを学び、それからより一層本気で自分の仕事をしようと思った。
Teamwork
私が今学期にグループワークが行われる授業を意図的に多く受講しているからです。たとえば、プレゼミや、マーケティング・リサーチ、Cross-cultural Encounters1などです。これらの授業では最低でも3人以上の人とグループになって、長期(約2か月)または短期(一週間)でプレゼンテーションを行いました。どのグループだったときにも、積極的に行動できる人と、すこし消極的になってしまう人はいましたし、私自身もどちらの立場も経験しました。だからこそ、グループワークにはバランスが必要でチームワークが求められると感じました。誰かひとりが頑張っただけでは、そのプレゼンは成功したとは言えないということを、全員が頑張ってプレゼンをして達成感を感じた時に学びました。
Teamwork
大学2年生の夏、所属していたサークルで20名規模の合宿を企画しました。メンバーの意見が分かれ、一部は消極的な姿勢を見せていたため、全員が納得する計画を作ることが課題でした。私は、まず個別に話を聞いて意見や要望を収集し、その後グループディスカッションを行う場を設けました。意見がぶつかり合う場面でも相手の立場を尊重しながら調整を進め、最終的に全員が納得できるスケジュールを策定しました。合宿後、メンバーから「楽しかった」「自分の意見が反映されて嬉しかった」との感想をもらい、大きな達成感を得ました。この経験を通じて、傾聴や調整を意識したコミュニケーションの重要性を学び、相手の信頼を得ながら物事を進める力が身についたと感じました。
Teamwork
所属しているクイズサークルの団体戦の場面です。団体戦では、ただ自分が得点することを目指すのではなく、チームの得点が最大化するように戦略を練る必要があります。初めはチームに迷惑をかけることを恐れて、自分らしいプレイングができないことが多かったです。しかし、先輩や同期から私の強みを教えてもらうことができ、自分らしくプレイすることができるようになりました。このような経験を重ねるにつれて、チームワークが芽生えたように思います。今後は、チームの先輩として後輩に向けてアドバイスができるように、より沢山交流しようと考えています。
Teamwork
大学2回生の時に,茶道における茶事というものをやりました。ここでは懐石とお茶を出すのですが,一人でできると思い,そのつもりで当日まで至りました。しかし実際やってみると手が回らないことが多く,とても混乱しました。そこで2人手伝いに来てくれてなんとか無事に終えることができました。このことから一人でやることには限界,無理がある物事があり,その時には人に頼る必要があるのだと学びました。この出来事から次からは最初から人に頼って協力して実行していこうと思いました。
Teamwork
1つ目のコンピテンシーと被ってしまいますが、サークルにて団員とともに一つの目標(より良い公演)を達成するために、長期間にわたって準備する際、どうしても意見が割れたり人間関係が上手くいかなかったりすることがありました。自身の立場上、みんなをまとめる必要があったため、どういう思いを持っているのか聞いたり、共感したり、寄り添いつつも団体としてばらばらになってしまわないように調整していました。この経験から、共感力のコンピテンシーが身に付いたと思っています。
Teamwork