Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
関西学生ラクロスリーグの自主運営活動。自分自身もラクロス選手として参加しながら、学生連盟副委員長として他大学の仲間と連携し、運営も両立させた。選手としては関西学生リーグ1部昇格の目標達成を果たし、学生連盟としても200人を超える運営メンバーを統括し学生リーグの円滑な運営、そして広報活動の活性化に貢献することができた。
Multitasking
常に正課、課外活動、アルバイト、趣味を両立せざるを得ない状況で大学生活を過ごしていました。課外活動の先輩から、日、週、月の単位で予定決めることや優先順位をつけることを教えていただき、一緒に取り組んでもらえたおかげで、マルチタスクができるようになりました。
Multitasking
3回生時、研究、就活、産学官プログラム、アルバイトを同時並行でこなしており、研究仲間やプログラムのチームメイト、バイト先など各関係者に迷惑をかけないよう、うまくタイムマネジメントやタスクマネジメントすることができた。
Multitasking
身についたのは、部活に参加していた時である。そこで意識していたことは、当たり前ではあるのだが、自分自身が積極的に部活に参加することである。例えば、今日は空気が重いなと思った時に、自分が積極的に声を出してみることで部活の空気が少し和らいだ。他にも、部員内でけがが相次いでいる時に、山道を歩こうという企画を立てて実行した際、自分が積極的に歩くことで部員の過半数が参加してくれるようになった。このように、自分が一生懸命頑張ることを目標にし、部員が入ってよかったと思えるような部活になることを目指しながら、引退までなんとか走りきったことで、あきらめることなく取り組むことが初めてできたと思う。
Initiative
4年間の体育会での経験を踏まえ、組織として目標を達成するプロセス、組織内で個人として目標を達成するプロセスの両方で成功と失敗を経験した。また、学外の人々と多くかかわる立場上、どのような取り組みを行えば成功し、どのような取り組みの姿勢、方法、心構えだと結果が出ないのかを多く見てきた。今後の人生においてもこの経験が活かされていくと確信している。
Initiative
大学2回生の時にコーオプ演習を受講していました。このインターンシップ形式の授業ではチームで企業に対して企画をプレゼンするのですが、全員のスケジュールが異なるため会議ができず、なかなか足並みがそろわないでいました。そこで私は抜本的なチーム改革を行い、シフト形式で会議を組んだり、出席していない人でも足並みがそろうよう議事録のまとめ方をテンプレ化しました。そのような中で自分の役割を見出し、自ら行動することがチームの士気を上げる一番良い方法であることに気づきました。
Initiative
就職活動において身につけることができたと考える。大学三回生時、院に進学するか就職活動するかで思い悩み、就職活動をすることに決定した。それからはありとあらゆる企業の面接やインターンシップに参加し、他者からのフィードバックや自身の能力の客観視を行う毎日であった。特に、面接などで落ちた際に、何が原因でどこを改善したらよいのかを考え、修正することで面接結果を向上させることができ、そのことで自身とは何が得意で何が弱点としてあるのかを知る機会になった。基本的にこの修正作業は自分自身で行うか、親しい間柄の人に協力してもらうことで行っていた。
Self-efficacy
3回生の時に英語教育系の論文をゼミで読まなければならなかった時期であったが、そのときあまり内容を理解することができなかった。ただ、ゼミで輪読したり、先輩やゼミ生と助け合ったり、論文を読んだ量が増えて行くにつれて、少しずつ内容を理解することができるようになったと感じた。
Understanding
高校時代、ラグビー部の副部長として「県ベスト8」という目標を掲げ、チーム一丸となって取り組んだ経験を通じて、チームワーク力を身につけることができた。新チーム発足当初は、学年ごとに目標への意識に差があり、技術力や精神力にもバラつきがあった。そこで私は、チーム全体の一体感を高めるための改善策として、どんな練習にもゲーム性を持たせることを提案し、1軍2軍を混合して同じ練習メニューに取り組めるようにした。これにより、チーム内での意識の乖離を減らし、互いに切磋琢磨しながら目標に向かう環境を作ることができた。結果として、選手一人ひとりが主体的に練習へ取り組む姿勢が生まれ、チーム全体の結束力が強まった。この経験は、目標達成のためには個々の努力だけでなく、チーム全体の協力が不可欠であることを実感する貴重なものだと感じている。
Teamwork