Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
大学院のグループプロジェクトで、私は4人のクラスメートと一緒にプロジェクトの報告書作成とプレゼンテーションの準備を行いました。プロジェクト中、私たちは意見の違いを乗り越えるために、コミュニケーションスキルと問題解決能力を活かしました。特に、役割分担をうまく行い、課題に対して適切なアプローチを選ぶことで、効率的に作業を進めることができました。途中で問題が生じた際も冷静に議論を重ね、他のメンバーと協力して解決策を見つけ出しました。この経験を通して、チームワークとリーダーシップ、またプレゼンテーションスキルが向上したと感じています。
Teamwork
チームワークの場合は非常に多いです。初めてこの能力を身に付いたのは商品開発っていう授業中です。私たちのグループは四名。お互い知り合わないです。だから最初チームワークする際に、とても大変してしまいました。みんな理解した課題のやり方は同じじゃなく、他人の考えも賛成しなかったです。どうしようかなあと本当に迷いました。そして、この問題を解決するためにメンバーを誘って、ご飯を食べて、ゆっくり個人の考えを説明して、全員お互い理解した上で、課題を続けてしました。その後は、チームワークということをよく理解し、把握するようになりました。
Teamwork
私の研究が全く進まないときに自分だけの考えでは限界があると考え、友人や先輩、後輩に相談したことが大きな影響だったと考えています。最終的には自分の考えた方法で課題解決に至りましたが、誰にも相談せずに自分一人だけで突っ走っていたら柔軟な発想が出来ず、今頃は課題をクリア出来ていなかったかもしれません。これらのエピソードが私にチームワークの重要性を再認識させました。
Teamwork
同じような志をもつ仲間なので、ベクトルのバラツキが少ないため、足を引っ張る人はそう滅多にはいません。心理的安全性が担保された環境で学べていることで、他者を信用する経験を積むことができており、協力することの楽しさや素晴らしさを実感しています。
Teamwork
研究活動を行う中で学会参加に伴い指導教員の先生にマンツーマンで指導していただいたときに自分の未熟さを痛感しました。しかし、学会に参加するのが自分一人ではなく、先輩と一緒に参加していたので、お互いに励ましあい指摘しあうことで理解を深めることが出来た。その経験を通じて精神的・身体的にしんどい場面であきらめないタフさが身についたと思う。
Resilience
仕事において部下との接し方や取り組み方で悩んでいる際に同じM1の方からアドバイスをいただきました。内容としては講義で扱った戦略や人的資源管理などの手法を交えて励まし合うことで納得感を持って挑戦していく姿勢が蘇りました。
Resilience
学部時代、2回生のときに1年分の単位を落単して、3回生の夏休みまで自暴自棄になっていたが、母から発破をかけられ学友との交友関係を続けたことでプライドが保たれ、4回生で卒業論文を書きながら1年間で30単位取得し、卒業までこぎつけた。その傍らなんとみらいゼミもそれぞれのテーマで2度主催し、大学院進学できた。
Resilience
一番と同じ経緯で身についたものです。身近な人に心無い言葉をかけられたとき、それがどれだけ傷つく言葉かを私は身をもって知っています。何気なく紡ぐ言葉の影響力がどれほど強いかを知っています。だから私は、自分の発言に責任を持ち、言葉の影響力を決して軽く見ず、大切に言葉を紡ぐことを意識しています。
Empathy
友人から相談を受ける中で、友人の悩みを聞き、その悩んでいる内容やそれに対する友人の心情などを自分なりに解釈して友人本人に確認するという作業の中で、友人から「すごく話を聞くのが上手い」や「共感力がある」などという指摘を受けたため。
Empathy