Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
高校三年生の時、部活の副将として日本一を目標に掲げました。関西大会で敗退した時、自分自身の悔しさより仲間を勝たせることができなかった、応援してくれた家族、友達に悲しい気持ちにさせてしまったという悔しさで涙が止まりませんでした。今までの自分なら、勝負の世界で負けたら負けた自分が悔しく、たまに周りのせいにしてしまうこともあり泣くこともあまりなかったです。そこで改めて周りにいる人たち、そして苦しいことも一緒に乗り越えてこれた仲間の存在は僕にはかけがえのない物だし、自分を一番成長させてくれたなと思っています。
Teamwork
IBのfinal exam前にみんなで一緒にIBの試験でいい点数を取るために勉強するセッションを何回かやりました。そのときに、自分の友達とわからないところを教え合ったり、教えてもらったりしていく中でみんながライバルではなく、一緒に同じ目標に向かって頑張るチームメイトだという意識が芽生えました。そのときに目標を達成するためのチームワークが養われたと思います。
Teamwork
1番目と同じく、プロジェクトを進める中で身についたと考えます。プロジェクトはグループを組んで行ったため、誰がどんなことが得意なのかを考えそれに応じて分担をし進めていきました。他人との協力ということは分担し、全体を支え合いつつお互いにアドバイスをして自分だけではできなかったことを進めていくことだと実感することができました。
Teamwork
部活動において大会の前に自分たちの気持ちなどが落ち込んでしまうことがありそのような時に、コーチにも言われたがチームの中で話し合って自分達で自分達のモチベーションを高めたり気持ちをあげていくことができたこと。
Resilience
高校三年生の11月ごろに、大学生に「一瞬反省してすぐ切り替える」という言葉を教えてもらった。バトンにおいて、自分のミスをいつまでも引きずっていても成長できない。だからすぐ切り替えて、その失敗を生かして成功に繋げるという軽々をたくさんした。
Resilience
高校2年生の5月ごろ、留学先のカナダで、友達との関係が悪くなり、悩んでいたけれど、他の友達の助けのおかげもあり、すごく落ち込んでいた感情から抜け出すことができた。また、留学先では、そのほかにも失敗することはたくさんあったが、その失敗を生かし、繰り返さないように気を付けた。
Resilience
日常生活の中で、友人との会話に自分がその人に好かれていないのだと感じることがあってもそれを表面上に出さないようにする意識を身につけた。好かれていないと知っても、相手がこう感じたから自分のことが好きでないのかと考え対応するように心がけるようになった。
Empathy
授業で実験などを行う中でグループの中で欠席者がいた場合、実験結果の書き方や実験結果を共有するのが当たり前で共有しない人はいないと思っていました。ですが、私の友達は実験結果が共有されておらずそれ加え書き方なども伝えられていなかったので提出日の前日に私に実験結果を書く方法を聞いてきました。その時私は、私が同じ立場なら迷惑をかけてしまうことを承知の上聞くと思うので私は嫌がらずに細かいところまで教えることができました。
Empathy
この高校生活の中で、何度か友人同士のトラブルについて相談されることがあったとき、いつも私は仲介に入っていた。その当時はどちらの意見も聞くことに難しさや大変さを感じていたが、何度かその場面に立ち会ったことから人の気持ちに気づくことに敏感になり、共感力が身についたと考えた。
Empathy