Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
居場所づくりに興味を持ち、自分も居場所づくりのお手伝いをする中で一人一人の家庭事情や精神状態を知らない方がよいこともあるが、色々知ったうえで関わるともっとその人に寄り添えるのだということを学んだから。
Empathy
私は中学生の時は要領が悪く自分がどれだけできるのかの限界値が分かっていなかったけれど、高校に上がっていろいろな人と出会い、授業を通していい意味で肩の力を抜いて自分が出来る事を理解し、ある時は人に頼って、自分が出来そうだなと思ったことは挑戦してみるという自己分析ができるようになった。
Self-efficacy
中学の時にはできなかった、勉強で分からないところがあったら先生や友達にすぐ聞いてみるや、部活で困ったことがあったときに教えてほしいと言うことや、悩みがある時に友達に相談するといったことができるようになった。
Teamwork
部活動で3年生が引退した後の1月ごろに、学校での練習の中で自分がうまくいっていない時に、仲間や行動に想いをぶつけてしまいことがあった。そのことでコーチに怒られたりしたが、そこから学んで自分のことだけを考えないようになった。
Resilience
部活動で人間関係になやみ、精神的にしんどくなった。だから、自分がされて辛かったことは他の人には絶対しない。また、複数人で話したりするときは1人の子を絶対に作らないようにしている。
Empathy
留学や新学期学校に戻ってきて、新しい環境に置かれたくさんの人と関わることができた今年、いろんな話を聞いて、それに共感したり、気持ちに寄り添える能力がより身についた。今までも、気持ちに寄り添ったりすることは苦手ではなかったが、ここ数か月でもっといろんな感情と状況のつながりや、新しい人と関わることが多くなったからより身についたと思う。
Empathy
留学前、いつも一緒にいた友達が急に他のグループのこと一緒に私を避けるようになって理由がわからなかった私は人の気持ちを気にするようになって常に嫌われているかどうかなどを考えるようになりました。でもそのおかげで相手の気持ちを考える力もついたし、相手に寄り添う力もついたように感じました。
Empathy
高校1年の6~11月頃、ラクロスの部活動でパスミスをしないように意識していてもミスしてしまうことが多くあったため、部活動の時間中にクロスの向きや、ボールを巻き取るタイミングを意識しながらパス練習をしたり、長期休み中に家族にボールを投げてもらってキャッチする練習をしていたら、だんだんとミスをする回数が減っていったことを自分でも実感したし、友達や家族にも「うまくなったね。」と言ってもらえたとき。
Initiative
他の人、クラスメイト等と話すたびに自分がどれだけ自分らしくいないといけないか、という必要性が現れる。例えば、授業などで友達の発言などを見たり、発表などを聞いていたら、彼らがどういった人柄や性格を持っているかがわかってくる。そのため、それらの発表を聞いている身として、求められている多様性、要は個人個人の自分らしさを出すために自分ができることを自分の領域で考えることができる。
Self-efficacy