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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

高校三年生と大学三回生の時、それぞれ予備校と専門学校で挫折をした。 高校三年生の時は、大学受験。 しかし、今立命館大学に通い始めて院生として5年。通学時間に5時間かかっても大学生活が楽しく、教員に恵まれ、この失敗は自分の人生をこんなにも豊かにしてくれるものだったのだと今は思う。 専門学校の時は、希望事務所のオーディションに予想していたより良くない評価をされた。しかし、今 その経験から希望していた職種ではなく、向いている評価される仕事に就けた。

Resilience

一番と同じ経緯で身についたものです。身近な人に心無い言葉をかけられたとき、それがどれだけ傷つく言葉かを私は身をもって知っています。何気なく紡ぐ言葉の影響力がどれほど強いかを知っています。だから私は、自分の発言に責任を持ち、言葉の影響力を決して軽く見ず、大切に言葉を紡ぐことを意識しています。

Empathy

高校1年生のころ、自主的に韓国語の勉強を始めた。規則的に勉強していたわけではないが、気が向いたときに勉強をしていた。勉強を始めてから3年後、少し難しい検定に合格することができた。それまで自分はどんなことも簡単に諦めてしまう性格だと思っていたが、それは短いスパンでの話にすぎないと気づいた。長いスパンで見れば、たまに休みながらではあるものの、努力しつづけられることが分かった。それからはどんなことでも興味があればまずは始めてみようと思えるようになった。

Initiative

高校生のころ、進路を考えるにあたって自己分析をたくさん行った。ネット上にある適職診断を使用したり、周囲の人に自分について尋ねてみたり、日記を書いて内省する時間を多くとるようにした。それらの行動を通して、自分がどのような人であるかを以前よりもよく理解できるようになった。そのことにより、人と関わるうえでの距離感や自分の立ち回り方、自分の感情を整理してコントロールする方法などがつかめるようになった。 また自分のアイデンティティが確立されていくにつれて、自分を信頼する力もついた。

Self-efficacy

1と同じく。 成功体験を得るまでは「あきらめない」のはとてもつらいことだと思います。 自分もまだまだ成功体験をしたとは思えていません。 ですが、失敗続きのなかでも1個でもよかったことがあれば「続けることに意味がある」と思うことができるようになると感じます。 大学で失敗し続けていても、ほかの場所で活躍できる場所があったことが自発性を育む原因だったと思う。

Initiative

もしかしたら現実逃避なのかもしれません。 高校ではプログラミング系の部活に入っていましたが、ものづくりにも興味があり機械工学科を選びました。 数学が苦手なのですが「ものづくり」という言葉のみで数学をたくさん使う機械工学科に入学してしまいました。 自分は大学の成績は著しく悪く、2年留年しています。 4年生までは成績が悪いことに落ち込み1日1日が楽しくなく自分にとっては辛い日々でした。 日々が無価値なものであると感じていました。 大学に入学してからアルバイトを始めて、大学生活が楽しくない中でもアルバイトには行っていました。 アルバイト先でアルバイト先の基幹システムを作る機会がたまたまあり、一生懸命取り組み年間100万円ほどの経費削減が可能になりました。 たとえ大学で落ちこぼれても、自分の得意なことや好きなことを突き詰めていけば必ず、自分にも社会にも何かに役に立つと自信をもちました。 それからは自分にも価値を見出すことができ、自分を肯定することができるようになりました。

Self-efficacy

4年間の体育会での経験を踏まえ、組織として目標を達成するプロセス、組織内で個人として目標を達成するプロセスの両方で成功と失敗を経験した。また、学外の人々と多くかかわる立場上、どのような取り組みを行えば成功し、どのような取り組みの姿勢、方法、心構えだと結果が出ないのかを多く見てきた。今後の人生においてもこの経験が活かされていくと確信している。

Initiative

大学2回生時、1年間海外の大学で交換留学生として過ごした経験で自発性が身についたと感じました。日本から出て海外という母国とは異なる文化を持つ環境で過ごしたことや、親から離れて1人で生活を送ることは人生で初めての経験でした。そのため全ての選択を自身が行う必要があり、自分に対する責任感が身につきました。初めはこのような環境に困難を感じていましたが、そのような生活を送る中で自分で決めた選択ほどよりモチベーションを維持した状態で行動できることに気づき、何に対しても挑戦できる自発力が身につきました。この自発力は日本に帰国後も自身の強みとなっています。自分の将来に対して目標を設定し、達成するために努力し続けたいと考えています。

Initiative

1年生の秋に留学に行きたいと思ったが、スコア取得ができなかった。それでも行きたいと思って中国語でもいいから留学に行きたいと思って学んで半年しか経ってない中国語で留学に志願すると、合格することができた。結局コロナで行けず、自分で休学してアイルランド留学したが、その後に北京大学にも行くことができ何事も簡単に諦めずに取り組もうと学んだ。

Initiative