Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
1年間、他者と自分の違いを理解し、自分と違うから相手を否定するのではなく、自分と違っても相手を理解しようとする能力を身につけることができた。自分は自分の思いがあって相手は相手の思いがありお互いに尊重し合うことが大切だと学んだ。
Empathy
2学期に入り、多くの課外活動、ボランティア、また学校の課題やテスト等の予定が増え、ダブルブッキングとなることも度々あった。しかし、全てをカレンダーで管理し、優先順位を決め、素早く行動することによって、何とか忙しい時期を乗り越えることができた。
Multitasking
自分はSNSに絵を投稿しているのだが、世間の目は辛く誰からも見られないことも多い。 しかしこの前、一枚の絵が伸び想像以上の反響をもらった。 そこから自分の好きなもの信じるものを肯定された様な気がし、結果自己理解に繋がった。
Initiative
今年のMUNやRSGFなどのイベントで自分が今どうすれば一番成長するか、何をすれば今一番成功するか、今一番熱い場所はどこか、どうすれば他の人と仲良くなれるかを自分自身の頭で考えて、知らない人に一歩踏み込んで話しかけてみたり、一番自分が得する、成長する場所にいる回答を考えて動いた。結果として、チャンスをものにできた。そもそもこのようなイベントに参加する、チャンスを拾ったことを考えれば、元々あった能力が伸びた。そして、この自分のホットスポットを考えて行動に移したことで、その他の能力も全体的に上がっていった。自分自身がどのような人間かを理解し、どうすれば自分が得するか、成長するかを考え、その回答を信じ続けたことで起こったことだと考える。
Self-efficacy
中学校でディベートをしている時に話が逸れて、感情論のような話になった。その時に私はつまらなく感じてしまった。そこで、こういった感情的な話よりも科学的で論理的なものを好むとわかり、化学的に理解する能力が高まった。
Understanding
以前は、チーム活動が苦手で自分から積極的に関わりに行くことはなかったけど、プレゼンをする機会が増えていき、やらなければいけない状況におかれ、その中であまり仲良くない人でも協力して積極的に行動できるようになった。
Teamwork
これも2学期に入ってから、自分に関わる全てのものは自分で変えることができるということを意識し、授業やイベントの運営等で、責任者と直接対話して制度を変えるなどを行った。この経験から意識が変わったと思う。
Innovation
今年の夏、課外活動として所属した高校生組織の団体内で自分で何か地球に変化をもたらす企画を考え、その実現を目標に企業向けのプレゼンを行った際のエピソードである。何ヶ月も前からプレゼン準備を行い発表練習を重ねたものの、本番では想像していた以上に厳しいFBを受け、気持ちが落ち込んでしまった。しかし、実現を諦めるわけにはいかないと一から企画を練り直し、何度もプレゼンの見直し・分析を行い、1ヶ月前にあった再挑戦の機会では前向きなFBをもらうことができた。
Resilience
テストの結果があまり良くなかった時になぜこうなったかを考えてみると、苦手教科から逃げてしまっていることがわかった。だから得意教科ばかり触れてしまっていた。そのために、過去を分析して良い方向に行くために考える力をつけることができた。
Resilience