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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

2回生の終わり頃心身の不調により学校を休みがちになり、3回生秋から休学してしまった。しかし、休学中もゼミの担当教員が相談に乗ってくれたり、復学後もカウンセリングやSSPを活用し上手く立ち直り、生活を立て直すことができた。

Resilience

大学1年生の時、パラスポーツを広める活動を行っていた。大学生の仲間たちと100人をイベントに呼ぶために、SNSでの告知や連絡をおこなっていた。沢山の人に連絡を送っても既読すらつかない状況を打開しようと、言い方を変えてみたり、アプローチする層を変えたりした。結果、111人を集めることが出来た。

Resilience

就職活動が終わり、入社する予定だった企業でアルバイトをしていたのですが、そこでの環境や働き方がどうしても自分に合わなかったため思い悩んでしまい、最終的には適応障害を発症し、うつ状態になってしまいました。そして、そこから立ち直るために、沢山の助けを借りながら、現在も闘病中です。それがきっかけで、他人の痛みを分かる人間になりたいと思うようになりました。また、うつ病で苦しんでいる方の気持ちも本当に良く分かるようになりました。

Empathy

立命館大学に入り、これまでの狭い地域ではなく、様々なバックグラウンドを持っ人々とかかわるようになったことが一番大きな原因です。その中でそれぞれの持っ背景の違いから根本の考え方が違うため、衝突が起きることやまとめるのに苦労することが多かったです。特に友人間でも、時間感覚や距離感などそれぞれの考え方の違いが顕著にあらわれました。そのため共通認識、当たり前を当たり前と思わず、しっかり文言にして伝えることの大切さを学びました。

Empathy

大学入学後は授業で出された課題の一つ一つに時間をかけすぎてしまい、提出が期限の直前になってしまうことや、途中から雑に課題をこなすようになってしまった。しかし、同じ授業を受講している友人の課題の取り組み方を聞くことや、どの課題をいつ行うかなどの具体的なスケジュールを立てるなどの工夫をした。その結果、効率的に課題を行うことができるようになり、複数の課題も余裕をもってこなせるようになった。

Multitasking

私が「マルチタスキング(Multitasking)」のスキルを身につけたと感じたのは、大学2年生の秋学期に、複数の課題や活動をバランスよくこなさなければならなかった経験です。英語と日本語のスキル向上、模擬国連(Model United Nations)への参加、さらに日々の授業の課題など、多くの取り組みが重なりました。スケジュールを細かく立て、時間を区切ってそれぞれの課題に集中しました。具体的には、まず各タスクの締め切りや優先度を確認し、毎週の計画を立てました。朝は英語と日本語の単語を覚えたり、リスニングの練習を行い、日中は授業の課題に集中しました。模擬国連の準備も必要だったため、週末や夕方の時間を活用して、背景リサーチやディスカッションの練習に取り組みました。

Multitasking

大学2回生の時、新NISAについての情報を知り、将来の資産運用のために投資を始めることに決めました。そのために投資資金10万円を貯める事を目標にアルバイトのシフトを週5日に増やし、投資に関する本を読み始めました。最初は大学の研究報告の準備やシフトの増加のために勉強時間が確保できなくなりましたが、この問題に対処するために優先順位をつけて一つずつ解決することにしました。研究報告が最優先であることから、シフトは調整し、足りない資金は支出を見直して補いました。投資の勉強は毎朝30分早く起きて行い、大学への移動中に勉強するなど時間を作り、残りの時間を研究報告に充てることで目標金額まで貯金し、万全な状態で投資を始める事が出来ました。

Initiative

私は、大学2年生の夏休みを利用して、Jリーグチームのインターンシップに1週間ほど参加してきました。私は以前からプロスポーツチームのマネジメントやマーケティングといった側面に興味関心があり、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。実際に足を運ぶことによって、この目でしか感じることができないことが多々あり、自発的に、積極的に行動することの大切さに気付くことが出来ました。これからもこのポリシーを心に刻んで生活していきたいです。

Initiative

アルバイト先のカフェの売上が悪かったことが、店舗のPR不足であると考え、主体的にSNSを利用し、店舗のPRを行い、新規のお客様を呼び込んだこと。店舗のSNS広報リーダーとして、写真をきれいに撮ったり、料理アプリを参考に魅力的な文章を作成したりと粘り強く努力を続け、SNS閲覧数と新規のお客様数を伸ばすことができた。この経験から、自発的に課題を見つけ、それを解決するために粘り強く努力することの重要性を感じた。

Initiative