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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学内の学部自治会で、2024年の6月ごろから副会長として活動し、五者懇談会では学部生からの意見を集め、大学側に10の要望を提出させていただきました。その中で、私自身が取りまとめた議題に、学部棟の自習スペースの棲み分け促進と自習スペースに設置されている設備の更新があります。結果的に現在の設備とコンセプトからは大きく変わるものを提案させていただきましたが、学部側からも前向きな回答をいただき、自身が設備更新の意思決定に関わることができたことを実感するとともに、現在のものから大きく変革することができたなと感じました。

Innovation

先輩からの「サークルのこの制度は変えた方がいい」という意見や、先輩が代表をしていた際に「この取り組みはやめておいた方がいいな」と思ったことを積極的に取り入れたり、改善したりすることでサークルを少しでも良くしようとした。

Innovation

私は学園祭の運営する団体に所属している。友達に誘われて一緒に入ったことがきっかけである。1年目は先輩に言われた必要なことだけをしていた。2年目に続けるかを迷った時に1年だけでは分からないことを知りたいと思って続けた。2年目では1年目と違い企画する部署を選んだ。そこではリスクを選ばない私であったが、同部署の人たちと話し合うことで私の中ではなかった選択肢があったし、話し合った結果、ベストだと思う選択をした。保守的になるのではなく色々な想定をしたうえで挑戦することも重要であることに気づいた。

Innovation

中学3年生のオーストラリアのホームステイで他人のライフスタイルを体験することで家での食生活や現地での授業で自分にはない考え方や文化に触れられたこと。バディとバディの友人がお菓子パーティーを学校でやっており当時の私にとってはお昼の楽しみ方を新しく知ることができた。

Innovation

万博学生員会のワークショップを決めている最中に、メンバー内でもアイデアの行き詰まりを感じたことがあった。そのため、現行のワークショップの課題を解決することのみに焦点を置くのではなく、新しく別のワークショップを提案することによって、ミーティングの流れを活発にすることができた。

Innovation

刑法の授業を受けてから、ニュースなどで「〇〇の罪で逮捕された」という話題になると、ただ逮捕されたという事実だけでなく、その構成要件や故意があったかなどを考えるようになり、犯罪についてよく考えるようになり、ニュースへの捉え方も変わった。

Innovation

中学生の時に剣道部の顧問に「剣道ノート」を作れと言われてから、そのノートに練習や大会の振り返りや反省、改善策など書くようになったことで、自分の問題点や失敗からの反省をできるようになったと思う。これは高校の時のフェンシングでもノートを作って、自分の振り返りや分析を行うことで、しなやかさが身についた。また、高校での後悔や大学受験の失敗で酷く精神的に病んでいた時、一人で読書や自分の思考や現状を変えようと努力する中で失敗から立ち直る力を身に着けた。

Resilience

自分自身と向き合う力、自分のマイナスな面も大切にしていく能力が身に付いたと思う。大学に入った当初、環境の変化や自分の障害、様々なことが重なって精神的に壊れてしまい、休学することになってしまった。しかし、休学中や復学後、少しずつ自分自身のことについて理解を深めたり、家族や大学の職員の方々に助けを求めたりしたことで、自分自身と向き合うことができるようになった。

Resilience

2024年の冬休みに1ヶ月半リゾートバイトに行った。その際に、労働環境があまり良くなく、一人で行ったため、不安やストレスでいっぱいになった。その時に自分の部屋に閉じこもるのではなく、外で散歩することでリフレッシュすることができた。また家族に電話するなど他の人を頼ることも大切であると学んだ。

Resilience