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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

これも同様に学部時代に立命館大学ロボット技術研究科に所属して、ロボットを作る中で、様々な部員たちと関わりチームの中で仲間とうまく連携して成長する方法を学ぶことができたと考えています。具体的にはチームの中でロボットコンテストに参加することを決め、その実現のために話し合いを行なって全員で行動計画を立てたり、課内活動がある中でうまく役割分担をしてロボットの制作を進めて行った事などから、これらの力を養うことができたのではないかと考えています。そしてうまくいかない時にでも問題解決を図る姿勢を得られました。

Resilience

研究活動はほぼ一人で実験や資料作成、下調べを行い、その結果を指導教官に相談・報告するが、アルバイト先の仕事は全てが一人では完結できない仕事であり、連携の取り方が自身にとって難しい課題であった。仕事を覚えるにもすべて口頭で伝えられるために、最初は間違っていることにも気づけないことばかりであったが、職場の人たちが根気強く向き合ってくれたこと、そもそも間違っていればより良い方法を提案するような流動的な職場であることが分かってからは、連携を取りやすくなり、自分から改善案を提案できるようになった。

Resilience

地元の商店街のレンタルカフェスペースをお借りして、毎月3回ほどボードゲームカフェを運営した経験から。始めの数ヶ月は来客数が少なかったが、そこから諦めずに、1人1人のお客様との対話を大切にし、お客様の楽しみたい気持ちを読み取り、応える工夫を重ねた。さらに、お客様からこのカフェの魅力や改善点を伺い、毎回運営に反映した。その結果、お客様からの紹介で来客数が増え、2年目からは毎回満席となった。この経験から困難な状況でも学び続け、諦めずに改善し続ける能力が身についたと考えた。

Resilience

研究活動を行う中で学会参加に伴い指導教員の先生にマンツーマンで指導していただいたときに自分の未熟さを痛感しました。しかし、学会に参加するのが自分一人ではなく、先輩と一緒に参加していたので、お互いに励ましあい指摘しあうことで理解を深めることが出来た。その経験を通じて精神的・身体的にしんどい場面であきらめないタフさが身についたと思う。

Resilience

 仕事において部下との接し方や取り組み方で悩んでいる際に同じM1の方からアドバイスをいただきました。内容としては講義で扱った戦略や人的資源管理などの手法を交えて励まし合うことで納得感を持って挑戦していく姿勢が蘇りました。

Resilience

自身の研究活動に自信を持てるようになった経験です。 研究室に配属された初期、私は高校時代に生物を専攻していなかったことや、コロナの影響で大学の講義を十分に受けられなかったことから、生物学の知識に対してコンプレックスを抱えていました。さらに、研究室での実験にも必死で取り組んでおり、各工程の意図や背景を考える余裕がなく、理解不足でしばしば担当教員から注意を受けることがありました。 そこで、私は積極的に先輩にアドバイスを求め、関連する書籍を借りて自ら学び、さらに学会に参加して最新の知識を得るように努めました。その結果、大学院春学期に担当教員から最高評価をいただき、「よく頑張っている」と励ましの言葉をもらうことができました。この経験を通じて、自信を持てるようになり、研究に対する取り組み方も大きく変わりました。

Resilience

高校三年生と大学三回生の時、それぞれ予備校と専門学校で挫折をした。 高校三年生の時は、大学受験。 しかし、今立命館大学に通い始めて院生として5年。通学時間に5時間かかっても大学生活が楽しく、教員に恵まれ、この失敗は自分の人生をこんなにも豊かにしてくれるものだったのだと今は思う。 専門学校の時は、希望事務所のオーディションに予想していたより良くない評価をされた。しかし、今 その経験から希望していた職種ではなく、向いている評価される仕事に就けた。

Resilience

学部時代、2回生のときに1年分の単位を落単して、3回生の夏休みまで自暴自棄になっていたが、母から発破をかけられ学友との交友関係を続けたことでプライドが保たれ、4回生で卒業論文を書きながら1年間で30単位取得し、卒業までこぎつけた。その傍らなんとみらいゼミもそれぞれのテーマで2度主催し、大学院進学できた。

Resilience

M2のころ、修士論文を作成しているときに、「どうすれば論文になるのか、論文がどのようなものかそもそもわからない」状態だったが、あきらめず先生の指導を受けて修正を重ねていくうちに、悩みが解消されていき、修士論文を完成させることができた。

Resilience