Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
3回生では実験科目が週に2つあり、実験の予習や実験レポートの作成がかなり大変だった。それに加えてその他の専門科目や教養科目の課題もあるため、提出期限までにすべての課題を終わらせるためには複数の課題に対してバランス良く、効率的に取り組む必要があった。課題によっては友人と協力して一緒に考えて答えを出す課題もあったが、ほとんどは自分だけの力で対応する必要があったため、課題をこなしていくうちに自然とマルチタスキングの能力を身につけることができた。
Multitasking
2回生の時に年間上限単位数46に対し、専門科目が40単位とらなければならない時期がありました。その時に中間、期末テストが同時に複数実施される時がありました。そのため、複数のテストに対して勉強を進めていかなければならなくなりました。そこで、私は、一日にそれぞれどれだけ勉強するのかを予め決めてからテスト勉強に臨んでいました。その時の成績は良く、無事に専門科目40単位を取得することができました。これ以降も同じようにテスト勉強を行い、同じように成績も良くなりました。
Multitasking
大学在学中に、様々な課題が同時に出され、毎日大学の課題におわれる日々でしたが、全ての課題に手を抜くことなく取り組んだことで、西園寺奨学金をいただくことができたり、学科内の累積GPA順位も1回生のときからどんどんと上がって、いまでは3位を取る事が出来ました。
Multitasking
私はスキーサークルに所属しており、年末年始や春休みを長野県で過ごしています。その際、先輩や後輩と共に朝晩を宿で働き、昼はスキーを練習するという生活をします。私は元々継続的な努力が苦手でしたが、この活動を通して同じ課題に取り組み続ける姿勢を学ぶことができました。こうして得られた経験は日頃の大学での学習にも生かされるようになり、実験レポートで悩んだ時も諦めずに様々な角度から同じ課題に取り組むことができるようになりました。
Initiative
プロ野球の試合での売り子のアルバイトに力を入れている。今年シーズン終了までの売り上げ目標達成のために顔を覚えてもらうよう全試合出勤し、様々なお客様に話題を提供できるように試合のハイライトを毎日チェックし野球知識を叩き込んだ。選手のユニホームを着ている人には選手の話題を振って、会話のきっかけを作ることを意識した。お客様自身に関しても、まずは身なりや表情といった外見からの情報をもとに、その人の良さを言葉で伝えるように努力した。単に商品を売るのではなく自身に付加価値を付けるということを意識しながら販売するようにした。こうして相手に沿った最適な話題作りを行う能力を身に付け、当初設定した目標を達成することが出来た。
Initiative
大学2回生の時、新NISAについての情報を知り、将来の資産運用のために投資を始めることに決めました。そのために投資資金10万円を貯める事を目標にアルバイトのシフトを週5日に増やし、投資に関する本を読み始めました。最初は大学の研究報告の準備やシフトの増加のために勉強時間が確保できなくなりましたが、この問題に対処するために優先順位をつけて一つずつ解決することにしました。研究報告が最優先であることから、シフトは調整し、足りない資金は支出を見直して補いました。投資の勉強は毎朝30分早く起きて行い、大学への移動中に勉強するなど時間を作り、残りの時間を研究報告に充てることで目標金額まで貯金し、万全な状態で投資を始める事が出来ました。
Initiative
私は、大学2年生の夏休みを利用して、Jリーグチームのインターンシップに1週間ほど参加してきました。私は以前からプロスポーツチームのマネジメントやマーケティングといった側面に興味関心があり、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。実際に足を運ぶことによって、この目でしか感じることができないことが多々あり、自発的に、積極的に行動することの大切さに気付くことが出来ました。これからもこのポリシーを心に刻んで生活していきたいです。
Initiative
アルバイト先のカフェの売上が悪かったことが、店舗のPR不足であると考え、主体的にSNSを利用し、店舗のPRを行い、新規のお客様を呼び込んだこと。店舗のSNS広報リーダーとして、写真をきれいに撮ったり、料理アプリを参考に魅力的な文章を作成したりと粘り強く努力を続け、SNS閲覧数と新規のお客様数を伸ばすことができた。この経験から、自発的に課題を見つけ、それを解決するために粘り強く努力することの重要性を感じた。
Initiative
私が一番能力が身についたと感じたのは、アルバイトを三つ掛け持ちしていたときに、仕事がよくできるとどの職場からも評価をいただき、その際に自分はもっとできる人間になりたいと感じたため、自身で目標を設定し、それが達成できたら次の目標を設定し、を繰り返した時でした。
Initiative