Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
大学生になると、誰かに言われて行動するのではなく、自分自身の興味関心に基づいて、課外活動や研究を進めることができます!そのため、自発性をもって行動しないと、成果が目に見えないので、自然と身に付いたと考えています。
Initiative
代表として大学の課外自主活動団体と地域の小学生をマッチングさせる団体を設立したこと。大学と地域の交流をさらに深めることを目標に、大学の事務局が年に一度開催していたイベントを団体化させた。そこで課題になったのは、イベントが年に一度しか行われておらず、地域の方々からの認知度が低いことだった。そこで、私は資金集めと地域交流の機会を増やすため市役所や事務局と積極的にコンタクトをとり、それを実行委員に持ち帰って実行委員がそれぞれ何をするべきか役割を分けて指示することを意識した。そうすることで実行委員の帰属意識も高まり新たな地域交流の機会や広報戦略を生み出すことが出来た。結果として、年間のイベント数を 5 つに増やし、メインイベントでは約 100 名の学生と約450 名の地域の方々を巻き込むことができた。1年を通して団体の立ち上げから運営ををあきらめずに行い、目標としていたメインイベントの規模拡大を達成できたことで、自発性が特に身についたと考える。
Initiative
もともと興味のあることに躊躇なく挑戦する私ですが、その分熱しやすく冷めやすいという性格だと感じております。その中で目標を決め、達成するということは、努力して継続する力が大切です。受験の際に、他の学生よりも目標にうまく達成出来なかったという悔しい思いから、大学では「交換留学に参加する」という目標を自ら掲げ、試験勉強に向けて頑張りました。二年次の春から、バイトや遊びを控え資格勉強に励み、無事の秋には目標点数を獲得することが出来ました。勉強面では、あまり目標を達成できてこなかった人生だったので、その頃は学業面において自分の力で、目標を達成することが非常に嬉しいことを知り、諦めないことの大切さを身をもって学びました。
Initiative
大学入学後、学校の正課の授業において、西園寺記念奨学金(成績優秀者枠)に採用していただくという目標を設定した。そのために日々の授業に主体的に参加し、特に試験前1か月は日々の学習計画を立てて学習に積極的に取り組んだ。ボランティア活動、サークル活動、アルバイトとの両立は体力的にも精神的にも厳しいと感じることがあったが、それでも絶対にあきらめずにも目標を達成するという強い意志を持って必ずその日のタスクを実行した。その結果、1年時から現在まで4期にわたって同奨学生として採用していただいた。自分の目標を明確に設定してそのために必要なことを見極め、目標達成に向けて粘り強く取り組む力が身についたと感じる。
Initiative
私が「自発性(Initiative)」を身につけたと感じた出来事は、大学2年生の際に自分で目標を立てて英語と日本語のスキルを向上させようと決意し、Beyond Borders Plaza(BBP)という言語交流プログラムに参加した経験です。最初は、BBPでの交流に緊張していましたが、毎日単語を背負い、週ごとに文法のまとめを作成する計画を立てました。活動中にわからない単語や表現があれば、メモを取り、帰宅後に調べて学習しました。日本語を向上させるために、課外時間を利用してリスニング練習や読書に取り組み、慣れない表現を記録することで、交流の中で自然に使えるようにしました。
Initiative
今年の6月、色彩検定の2級と3級を個人的に受験したことです。勉強については、参考書のみで、ある意味独学での受験に不安はありましたし、サークル活動や授業との両立もあったため、時間の確保にも苦労した点はあります。ただ、何よりも知らなかった知識を新たにどんどん知ることができることにとても楽しさを感じていました。大学受験以来の試験で、またダブル受験でもあったため、当日も緊張しましたが、結果、どちらの級も合格することができ、達成感を感じるとともに、一つのチャレンジを最後までやり通せたという自信がつきました。
Initiative
高校卒業後、予備校に通っているときに最もこのような能力が身についたと思う。高校と違って課題が出て提出しなければならないという環境ではなく、自らの苦手分野や不得意分野を模試の成績や日頃の演習を通して発見し、その課題解決に向けてどのように行動を起こせばよいか日々計画をした。時には、学習時間に対して思うように成績が伸びず、苦しむ場面もあったが、周囲の人々の助言も受けながら、常に自分と向き合い続けた。どちらかといえば嫌いな自分を見つめることが多かったので、精神的にも成長できた貴重な機会であった。
Initiative
今の大学を一般入試で受験した時に全て不合格となってしまい、かなり落ち込み、諦めようとした。しかしそこで周囲の人の助言もあり、後期入試を見据えて周りが受験勉強から解放されて遊んでいる中、諦めずにがむしゃらに勉強したことで合格を掴み取った経験。自分で決めた目標に向かって諦めないことの大切さを知れたのと同時に、直向きに取り組む力をつけることができたと思う。この時の経験のおかげで、大学入学後も資格試験等の勉強の際に、諦めずに目標に向かって努力を続けることができている。
Initiative
長期留学に応募するために、IELTSのスコアが必要であった際に、対策講座を受けたり、毎日大学に自習したりすることで、目標の達成を遂げた。また、高い意識を持って、授業に取り組むことで西園寺奨学生に二学期なることができた。
Initiative