Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
今年の秋、学園祭の出店に向けてサークルの人たちで準備をしたことでコンピテンシーが身についたと考えます。まず、何をしたいのか案を出し合い、学園祭当日までの日にちを逆算して準備を計画したり、前日も教室のレイアウトについて考えたりなど、妥協することなく協力して行うことができました。
Teamwork
部の課題として一般入部生とスポーツ推薦生間の活動の温度差があった。 ・私たちの部は全国大会経験者から初心者まで在籍しており、豊富なバックボーンから形成されるチーム 魅力だけど、従来は関西大会優勝、全国優勝という高い目標に重点をおき、従来の幣部はレギュラー層の強化を中心としており、選手外の基礎的な強化に焦点が当たっていなかった。 →彼らの練習に対する意欲の低下と、それ伴う剣道部の総合的戦力の低下が見られていた。 ・施策を2つ行った。 施策 上の学年になったことを機会に、帰属意識の向上と信頼関係構築のために一般入部生との面談を実施した。 →実際に面談をした結果、部員全員がレギュラーを目指せる環境ではないという声が挙がった。 面談をして実際に行った施策2つ目 チームの総合力の底上げを必要と感じ、実力に応じて部員を5つの層にグルーピングし、各層毎に練習の内容や対外戦相手を用意し、練習内容を階層構造化することを提案
Innovation
大学の講義の一環で、電子工作であったり3Dプリンターの実習を行った。これらを元に、自分自身で生活をより便利にする工作をおこなってきた。これらのことを振り返ると、目標立て→実験→試作→評価というサイクルを何回も繰り返しており、その中でどのようにすれば良いものになるか、革新的なものができるかなどを考えていた。
Innovation
今年の1月、サークル内でこれまで自分のキャンパスで活動が行われていなかった状況を自分が変化させ、自分のキャンパスでも対面活動を行うようにした。また、サークル内のいくつかのコミュニティを創設することで、同じ興味をもつ人が交流しやすくなるようにした。
Innovation
テニスコーチのアルバイトをしている時、自分の思うようにレッスンができなかった。そこでヘッドコーチから自分のことばかり考えていても伸びないからお客様をしっかり分析しなさいと言われた。そこから立ち直り、良いレッスンが提供できるようになった。
Resilience
10月付近での新チーム体制で起こった、勝てない状況に直面し、最上回生である自分に責任を感じており、同期となにを根本的に変えて何を変えずに進んでいくかを検討した。その際に自分の意見や他人の意見を聞いて受け入れることで、自分には見えてないチーム状況や各々が感じている景色を知れたことがとても良かった。
Resilience
サークル活動でチームメンバーのモチベーションに差が生まれ、一致団結して練習できない期間があったが、自分がキャプテンとしてメンバーに声をかけたり、練習メニューを新しく考えたりして目標に向かえた。
Resilience
私はセカンドストリートというリサイクルショップでアルバイトをしており、接客だけでなくお客様からの買取も行っております。買取業務を行う上で、商品の状態や各ブランドの市場価値を判断する必要があります。もちろん買取業務のマニュアルはあるのですが、マニュアルに記載されていないブランドは自身で価格設定する必要があります。また、一つ一つマニュアルに沿って判断していれば時間がかかってしまいます。実際に買取業務始めたては先輩方とのタスクスピードの違いに驚きました。お客様を待たせないためにも素早く丁寧に業務を行いたいと思いました。特に私はレディースのブランドやマニュアル外の価格設定に苦戦しました。そこで私は、レディースの商品を販売している店舗に行き、レディースブランドの確認や各ブランドの手触りと素材の確認を行いました。その結果、レディースのブランドではマニュアルを使わずとも商品の手触りやブランドで判別することができ、お客様を以前よりも待たせずに素早く買取業務を終えることができるようになりました。また、マニュアル外の価格設定ではお客様の持ち込み数の多いブランドの年代判別や流行りなどを古着屋に行って情報収集することで買取業務の効率化を図ることができました。
Resilience
大学1年生の時に、第一志望の国立大学の入試に失敗してしまい、現在の大学に入学したことだ。 第一志望の大学で受けたかった政治とメディアに関する講義や、新聞記者の体験をできるカリキュラムを履修できなかったことに悔しさを感じ、再受験を検討していた。しかし、そんな中でもまずは今目の前にある講義を真剣に受けようとしていたところ、政治学の教授が3年次以上向けに政治とメディアの講義を開講していること、またそれを専門にしているゼミがあることを知った。他にも調べていくうちに、他学部の授業を履修できる仕組みがあることを知り、法学部ではなくてもメディアに関係している授業を積極的に履修した。さらに、友人からの紹介で学内に新聞社があることを知り、その活動に参加することもできた。 これらの行動を経て、与えられた環境内で自分から積極的に行動を起こすことで、最大限に自分を成長させられることを学び、この大学で頑張っていこうという決断ができた。
Resilience