Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
大学生活での学習面において、自分ならできると信じ続けることで複数の資格を効率よく取得することができた。〔宅地建物取引士、敷金診断士、日商簿記2級、TOEIC870、IELTS6.5、(貸金業務取扱主任者、結果待ちだがおそらく合格)〕また、それらはマルチタスクの一面でもあるが、根本的には自分のこれまでの部活動と学業の両立など自分の実力をよく理解した上で達成することができたと思う。
Self-efficacy
自分が大学受験をしたとき、「絶対に〇〇を学びたい」、「大阪にある大学に行きたい(受験の時は東京に住んでいた)」と最初から決めておいた。そこで、立命館大学を第一志望としていた。しかし、一回目の日本留学試験(共通試験みたい)で失敗してしまったので、その点数で立命館に合格しにくいだと先生に言われたけど、2ヶ月間に志望理由をきちんと書いて、面接の準備をして、意外と早い段階で一番行きたかった大学に合格した。
Self-efficacy
授業内での講義やディスカッション、それに対する先生方のリアクションを通し、理系分野のものだけでなく、社会科学分野、例えば憲法や平和学、国際法や領土問題についてよりロジカルに考える力をつけることができました。特に領土問題などの国家間の紛争問題について、両国の主張とその主張の国際法上の根拠を自分なりに調査し意見をまとめることで、偏見や感情的なものに左右されることなく、俯瞰した視点で考えることができる力を身につけることができたのではないかと感じています。
Understanding
塾講師のアルバイトをする中で、大学入試過去問題について研究していくことで、共通テストではこんな問題が出やすいやこの大学の個別試験ではこんなことを問うなど過去問題について論理的に探求する力がついた。また、それらについて例年の傾向や難易度などをわかりやすく高校生に伝える力がついたと思う。
Understanding
私は子供の頃から人気のある科学の本を読むのが大好きで、数学、物理学、地理学などの主題に非常に興味を持っていました。この興味のおかげで、勉強するときも問題を解決するときも、客観的、合理的、総合的な観点から分析するよう努めて、論理的に考える習慣を身につけることができました。
Understanding
私は数理学科で勉強しているので、立命館の数理科で、「客観的、科学的に物事を」と言うような思想、考え方をある程度習いました。科学的に物事を考えるのは、問題や課題の答え、対応仕方をもっとやすく考え出せると思うから、この考え方を重視して、頑張って身につきました。
Understanding
部活動において、自分たちが立てた県大会という目標を達成するために、チームで一丸となって頑張ろうとする中で、自身の学校では進学校であったため、部活動に意欲のある人とない人の差が激しかったが、自分たちの思いを伝えた上でみんなで努力したため目標を達成することができた。
Teamwork
アルバイトや部活をするなかで、自分がする仕事が次から次へとて出てくるときがある。そんな時に、他のバイトメンバーの方々の動き、様子を見て、どの仕事はお願いできるか、どの仕事は自分がやらなければならないかという判断が必要であることに、バイトを半年ぐらい続けて、多忙な昼間のシフトに入るようになってから気がついた。それ以来、そういった仕事の大まかな分析をするように心がけた結果、以前よりも焦りに焦る日々が少ないように感じられるようになった。
Teamwork
高校時代の部活でチームとして一年間の大きな目標を立てて練習や試合に取り組む中でうまくいかないことが多かった。そこで月単位での目標を決めて取り組んで徐々に結果が出てきた。チームで意見を出し合いそれぞれの思いをこまめに共有することでチームワークが高まっていき、個人としても成長できたと思う。
Teamwork