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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

私がこの質問に回答している時に最初に思い浮かんだコンピテンシーのエピソードは春から夏にかけて独学で簿記検定を受験し、合格したことです。自分で教科書や問題集を買い、春のうちに教科書の内容を終わらし、夏休み中に問題集と試験合格などなどの目標を決めるなどのこの期間でどこまで終わらすのかを決め、自分なりに計画を立てながら合格まで考えることができた。自分から勉強することが1度もなかったので、合格した時にやりきる事ができたと感じました。

Initiative

高校受験も大学受験も自分で志望校をきめ、その志望校に合格するために文字どうり死ぬ気で勉強をしたこと。志望校は高校受験も大学受験の時も両方とも自分の学力からすると合格するか微妙なラインであり、周りに驚かれることの方が多かった。反対や否定をされたこともあったが自分の進路やしたいことは自分で決めるという強い意志を持って周りに無理だと言われても自分の意思を優先して、両方とも一切妥協をせず、第一志望の学校に合格したこと

Initiative

特に感じたのは、大学受験後。周りとの結果の差を感じ、屈辱的だった。入学前のTOEICの点数も非常に低く、また、家族中から昔から「お前は何もできない」と馬鹿にされていた為、絶望した。しかし、自分の可能性を信じ、睡眠や勉強時間、食事を改善、徹底し、英語を勉強した。結果、TOEICの点数は約3ヶ月で200点以上上がった。この結果を見た時、頑張る楽しさを感じた。

Initiative

医学部受験の浪人を経て、今立命館大学薬学部薬学科にいるが、その浪人生活は高校時代の挫折のもとに成り立っていて、精神を病んだり、先生からいじめを受けたり、勉強でうまくいかなかったりしたこともあったが、諦めずに受験勉強に何度もチャレンジしていく中で精神面でタフになった部分もあるし、勉学として粘り強く向き合っていく姿勢が身についた。

Initiative

高校3年の時に体調を崩し、勉強が思うようにできないまま卒業した後、快復のため生活と学習状況を自分で管理しながら大学受験まで努力したこと。高3の範囲は半分以上独学でしなければならなかったため、自分を客観的に把握しながら勉強や生活習慣の改善に取り組む必要があった。

Initiative

これも中学,高校時代に部活動(陸上部)で大会に向けがんばって結果が出た時の経験がきっかけで身についた。練習をすれば力がついて、結果が出るようになると自信がついた。高校になるとうまくいくことばかりでは無くなったが、自分の性格を見直して考え方や行動を変えることで再び上手く走れるようになった。自分や仲間を信じて努力すれば結果が出るという自信がついた。

Self-efficacy

調剤薬局で受付をするバイト中のこと。その仕事を始めてすぐだったこともあり作業がおぼつかない中、ベテランのパートさんが休憩に行ってしまっている間にお客さんがたくさん来店し、ほとんどワンオペのような形になってしまった。焦りや不安からまったく仕事を回すことができておらず、「いつまで待たせるんだ!」と声を荒げるお客さんも出てきた。もともとマイペースで動作が他人よりも遅い私は人が怒っているという状況に手が震えて泣きそうになってしまった。しかし、私はいくら今の状況に嘆いても何も変わらないと思った。それにいままで、どんなに動作がおぼつかなくても、遅くても、一つひとつ積み重ねコツコツ頑張ってきた自分のことを信じて頑張る方が前向きだとも思った。そして、仕事を一つひとつ取り組んだ結果、私はその状況を打破することができた。これが私の思う、コンピテンシーが身についた出来事である。

Self-efficacy

高校1年生の頃に精神的に苦しいことが重なって鬱になってしまい、高校3年生の春まで学校にもまともに行けていなかった。一日ベッドから出ないことなども多く、他者との関わりも少なくなったため、ベッドの中で考えるのは自ずと自分の将来や内面についてだった。自分はどうして今のような状態になってしまったのか、自分はこの先どうすればいいのか、そもそも自分はどんな人間なのか、と深く考えるうちに自然と自己への理解が深まっていった。もともと自己肯定感が高く前向きな性格だったのも幸いして、深い自己理解を通して高校3年生からは学校に行けるようになった。そのような状態から立ち直った自分を誇りに思い、人並み以上に自分を信じることができている。

Self-efficacy

自分がどのような人間であるかについて深く考えるようになったきっかけは、およそ半年前に「16 Personalities」による性格診断を試してみたことです。これは「MBTI診断」などと呼ばれ、流行していたものであるようです。この診断結果に基づいてメタ認知を行ってみると思いのほかその型にはまった行動をしていることが多く、「自分とは」や「他人はどんなタイプなのか」といったテーマを考えながら生きることが多くなりました。

Self-efficacy