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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

グループで行うフィールドワークの授業に参加したとき、他メンバーの都合がつかなくなり、グループでの継続が難しくなってしまった。しかし私は、フィールド先の担当者の方などと相談し、改めてテーマを設定して単独でフィールドワークを続行した。フィールド先の皆様にご協力いただきインタビュー調査を行って、後日結果をまとめたものを担当者の方にお見せしたところ、とても喜んでいただけた。自らテーマを設定し、周りの方々の協力を得ながら成果を上げる楽しさを学んだ。

Initiative

アルバイトの塾講師をしていた時に、学習に困難を抱える生徒や不登校の生徒を中心に担当しました。生徒と交流する中で、彼らは総じて他人に肯定された経験が少ないことに気づいて、専門家の意見を参考に視覚的情報を提供しました。小さな成功経験を重ね一緒に喜ぶことで、彼らの肯定感を促し、モチベーションを向上させることができ、学校の成績も改善しました。なかでも生徒から感謝の言葉をかけられた時に共感する力が身についたと感じました。

Empathy

ラジオの作家のアルバイトを始めてから2か月、「ラジオパーソナリティがやりたい」という思いが芽生え、オーディションに参加し、合格することができた。だが、リスナーから嫌ないじり方をされ、本気で傷ついたこともある。しかし、そこで折れなかった。「愛されるパーソナリティ」を目指し続けた結果、局のイベント終了後にはリスナーから人生初のファンレターを頂いた。

Innovation

もともと興味のあることに躊躇なく挑戦する私ですが、その分熱しやすく冷めやすいという性格だと感じております。その中で目標を決め、達成するということは、努力して継続する力が大切です。受験の際に、他の学生よりも目標にうまく達成出来なかったという悔しい思いから、大学では「交換留学に参加する」という目標を自ら掲げ、試験勉強に向けて頑張りました。二年次の春から、バイトや遊びを控え資格勉強に励み、無事の秋には目標点数を獲得することが出来ました。勉強面では、あまり目標を達成できてこなかった人生だったので、その頃は学業面において自分の力で、目標を達成することが非常に嬉しいことを知り、諦めないことの大切さを身をもって学びました。

Initiative

大学入学当初、学習意欲に燃えていましたが、数か月して方針となるものが一切なく途方に暮れていました。何とか立ち直りましたが、自身の後輩に同様の経験をしてほしくないと思い、自身の企画で勉強会を行いました。勉強会の実施後、「先輩のおかげで簡単に単位が取れた」、「先輩のおかげで勉強ができるようになった」など、好意的な意見が多数寄せられました。この経験を通して、自身の能力を他の人のために役立てることの喜びを実感しました。

Initiative

私は高校生の時成績で悩んでいた。勉強をさぼったりして内容をどのように身に着けたらよいかさえわからなかったが、先生方に質問したり、相談すると親身に寄り添ってくださって自分が行動すれば誰かがその行動を認めてくれることがうれしかった。

Initiative

大学2年生の夏、所属していたサークルで20名規模の合宿を企画しました。メンバーの意見が分かれ、一部は消極的な姿勢を見せていたため、全員が納得する計画を作ることが課題でした。私は、まず個別に話を聞いて意見や要望を収集し、その後グループディスカッションを行う場を設けました。意見がぶつかり合う場面でも相手の立場を尊重しながら調整を進め、最終的に全員が納得できるスケジュールを策定しました。合宿後、メンバーから「楽しかった」「自分の意見が反映されて嬉しかった」との感想をもらい、大きな達成感を得ました。この経験を通じて、傾聴や調整を意識したコミュニケーションの重要性を学び、相手の信頼を得ながら物事を進める力が身についたと感じました。

Teamwork

アルバイトとして飲食店で働いているが、多くの人とかかわる必要がありその中で何を求められているかそれぞれの人の様子を見て感じ取ることができるようになった。特に何をすれば喜んでもらえるか考えながら接客することを常に意識している。

Empathy

高校二年生のとき、私は友達の相談相手になることが多く、よく話を聞いてその友達を励ましてあげたり私の意見を言ったりしています。その時にいろんな友達から「あなたは相談や悩み事を話しやすい」と言ってもらえた時。

Empathy