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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

私は幼少期から剣道を続けており、大学では部員50人ほどの剣道サークルに所属しました。大学3回生から剣道サークルの代表となり、他の幹部と様々なイベントや毎週の稽古を行っていました。その中でも大変だったのは12月に行った学祭での模擬店出店です。昨年度は前代表の学祭準備を手伝っており、その経験を活かすことができたおかげで私は円滑な学祭準備ができました。前代表までは売上と実際の販売数に違いが生じ、必要な備品の数や材料費などの詳細をまとめていなかったため2年連続の赤字でした。そこで私は、売上と販売数が同じになるように整理券を作成し、12月に開催される学祭の2か月前から備品や材料の仕入れの数、食材の試食などを行い、最も利益が得られるような価格設定を行いました。その結果、大幅な黒字にすることができとても有意義な時間となりました。(また、後輩が来年やりやすいように自分達のやったことや改善点、資金面をまとめることで次の学祭でも成功できるようにしました。)

Teamwork

大学二年時の花火大会の運営補助ボランティアでの経験。私の役割は、当日の活動内容の詳細を参加者に伝えることと、参加者同士のコミュニケーションをとる場を作る勉強会を開催することだった。全国の学生が参加する活動であったため、活動当日までにどのようにしてコミュニケーションをとるのかが課題だった。そこで、勉強会スタッフのメンバーと協力し、参加者の交流会を開催した。交流会ではチームでのゲームやグループワークを取り入れることで、参加者同士のコミュニケーションの機会を創出した。この取り組みを通じて、参加者が互いに信頼関係を築き、活動しやすい環境づくりに尽力した。

Teamwork

高校の文化祭で、クラスで出し物をしなければならなかった。私のクラスは幾つかのグループに分かれており、話したことがない子も何人かいて全員仲が良いというわけではなかった。しかしクラス全員がオリジナリティ溢れるものを作りたい、一番面白いものを作りたいという気持ちを持っていたことにより、クラスは1つのグループにまとまり同じ方向を向いて動き出した。この経験を通して1つの目的に向かって他者と協力するという能力が身に付いた。

Teamwork

 一回生の頃から、学園祭、またはウェルカムフェスティバルを企画・運営するサークルに所属し、活動を続けていましたが、準備段階から本番、後片付けまで様々な人と関わり、どんな人とでも協力して活動する経験を積みました。一度、チーム内で対立が起こった際、それまでの活動が停滞したことから、学園祭やウェルカムフェスティバルの成功には、自分一人の頑張りでは限りがあり、チーム全員の協力が必要不可欠であることを強く感じました。

Teamwork

今年の秋、学園祭の出店に向けてサークルの人たちで準備をしたことでコンピテンシーが身についたと考えます。まず、何をしたいのか案を出し合い、学園祭当日までの日にちを逆算して準備を計画したり、前日も教室のレイアウトについて考えたりなど、妥協することなく協力して行うことができました。

Teamwork

2回生の半ばごろに、講義の課題やアルバイトの研修、学生委員会のイベントなどの用事が重複した多忙な期間があったが、自分の中でやるべきことの洗い出しや優先順位をつけて、きれいにすべて終わらせることができた。自分はシングルタスクよりの人間だと思っていたため、自分に合ったマルチタスクのやり方を編み出し、実行できたことに達成感を覚えている。

Multitasking

学園祭で企画をして最後まで取り組んだことである。まず企画をするために企画書を書いて自分たちが行いたいことをはっきりとさせた。企画書の承認がされてからは、同部署の人たちと協力して準備を進めていた。様々な想定をすることで当日スムーズに運営できた面もあるし、想定外であったこともあるが、他部署の人たちの協力も借りながら、獲得目標人数を超える人たちが参加してくれたから成功できてよかった。

Initiative

私は大学2年生の秋学期に、所属するサークルの学園祭企画を担当した。それまでは、サークル内の企画は主に先輩が中心となって進めており、私はその指示に従いながらサポートする立場だった。しかし、代替わりを迎えたことで、自分の意見を求められる場面が増えた。 学園祭企画では、メンバー全員で「何を目標とするか」「どのような出し物をするか」をゼロから話し合った。私はそれまで自分の意見をはっきり伝えることが苦手で、話し合いの場では控えめにしか発言できなかった。しかし、その企画では私が率先して意見を出し、メンバーをまとめる役割を担わなければならなかった。そこで、まずは自分の考えを整理し、簡潔でわかりやすく伝える練習を重ねた。その結果、メンバーの反応も次第に良くなり、意見交換が活発に行われるようになった。また、意見が食い違った際には、相手の考えを尊重しつつ話し合いを進め、全員が納得できるように調整を図った。このように、メンバーと協力しながら積極的にコミュニケーションを取ることで、目標に向かって一体感を持って取り組むことができた。

Teamwork

高校の文化祭でクラスで劇をすることになった際、私は助監督としてみんなのサポートに徹した。最初はそこそこの熱意で取り組んでいた人も私が夏休みを返上して活動を行っていることを知ってくれてから、劇を良いものにしたいという一心で取り組んでくれるようになった。人の熱意は他人に伝染していくことを学び、それからより一層本気で自分の仕事をしようと思った。

Teamwork