Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
パイロットになるために、私はどのような人間力を身につけ、ドナような勉学に取り組むべきか、常に逆算して、今何をしなければならないか、決めて取り組んできた。たとえならなくても、それに全力で取り組んだことで得た、知識経験は一生物であると感じる。 これは自分の中で一つのきっかけであり、他にも航空部門に関しての定量分析という研究や、友達や人との関わり、恋人との関わり、家庭内事情などさまざまなところから困難を一つ一つ解決する努力をし、学びを得た。まだまだ私は未熟な人であるが、立命館大学に入学する前の自分よりかは何百倍も成長できたのではないかと自己分析する。あとは結果を残すだけ。
Initiative
私は、教育のされ方もあり、自分の弱い部分を認められず、自分が完璧でなければならない、理想の姿であり続けなければならないとずっと思ってきました。そのために自分らしさを見失うことも多く、挫折を経験してきました。家族から理解を得られないのは苦しいことですが、この経験を通じて、何度も何度も自分の傷と向き合い、言葉の重み、自分らしく選択していくことの大切さを学びました。 私はまだ、完全に立ち直ったわけではありません。しかし、自分の人生を諦めることだけはしたくないと強く思います。私の知る痛みが、誰かの痛みを和らげることに繋がること、自分と他者に心の境界線を引くことで、互いを大切にすることができるようになるなら、それが私のしたいことであると感じています。
Resilience
学部時代、2回生のときに1年分の単位を落単して、3回生の夏休みまで自暴自棄になっていたが、母から発破をかけられ学友との交友関係を続けたことでプライドが保たれ、4回生で卒業論文を書きながら1年間で30単位取得し、卒業までこぎつけた。その傍らなんとみらいゼミもそれぞれのテーマで2度主催し、大学院進学できた。
Resilience
小学生の頃から私は水泳やサッカー、そろばんなど毎週の拘束時間が長い習い事をさせて貰っていたため、それらを効率よく回さなければ友人と遊ぶ時間がなかった。その上、物心ついたときから父の愛読していた少年ジャンプを読むことや、友人の話についていくために、ゲームを進める必要があるなど、さらなる時間的制約があった為、それらを同時並行するマルチタスク能力を身に着けた。
Multitasking
家庭で色々問題を抱えていたこともあり、実家ではさまざまなトラブルが起こっていた。4回生秋の教育実習中には真ん中の妹が家出をし、「いじめがきっかけ」「もう学校を辞めたい」とカミングアウトすることになった。大学で学ぶ前までであれば、「耐えろ」と冷たい言葉を浴びせていたかもしれない。しかし、教職課程で学んだ知識や経験から、寄り添って物事を考えることができるようになった。今も、辛いことがあるというが妹は学校にいくことができており、信頼関係のもとで私と相談し合える状態である。
Empathy
大学1回生の頃に所属していた部活動のメンバーや学部で関わる先生方から,私の人の気持ちを察する能力を褒められることが複数回あったこと.また,大学2回生の頃からは,家で趣味のドラマ鑑賞をしている時に,メインの視点からだけでなく,登場する様々な人たちの視点からも考えていることに気付き,想像して寄り添うことができる幅が広がったと思ったことも,この能力が身に付いたと思えた出来事である.
Empathy
高校2年生の時、日本に留学しに行くと決心した。そこから、日本語、TOFELおよび日本留学試験の準備を始め、高校3年生で日本へ来る前に、日本語能力試験のN1レベルに合格し、TOEFLで91点を取得した。日本に来て、日本語学校を通う半年間に、(一番行きたかった)立命館大学に合格した。受験生の間には、両親にほとんどプレッシャーをかけられたことなく、自分で計画を立てて頑張ってきた。もちろんその時は泣いたことがあるが、あきらめることなく、今の自分に成長してきた。
Initiative
就活のことを考え始めた1回生の秋学期に企業セミナーなどを聞いて自分は何をしたいのか、どのような考え方を持っているのかなど良く考えるようになりました。 2回生の今学期に母にあなたがしたいことは何かブレブレで分からないんじゃないと言われた時、今自分はどんな考えを持っていて、職業で例を挙げると様々であるが、自分の性格とできることしたいことと照らし合わせるとこんな職種がいいと思っているとはっきりと言えたことが分析をしていて良かったなと感じました。
Self-efficacy
高校時代に、友達や家族と衝突がある中で、何で自分と彼らで齟齬があるのか等を考えていって、そこで自分が何を人生で求めているのか、何を重要視しているのか、どんな夢や目標があるのか、何故自分はこのように考える様になったのかを何度も考えることで、自己の理解が進んだ。
Self-efficacy