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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

3回生 になったタイミングで学生団体の代表となりました。リーダー経験が全くなく、仕事をメンバーにどうやって振ればいいのか分からず、全て自分で背負ってしまっていました。しかし、学業、就活、アルバイトなどで忙しくなってしまい、限界いを感じたときに思い切って他のメンバーに少しずつ任せてみました。すると、なぜ今まで自分だけで背負ってしまっていたのだろうと思うほど、団体が上手く機能し、人と協力することは改めて大切であると感じました。

Teamwork

インターンシップ(教授の案内)に参加した際、他大学(法学部)の方と一緒になり、2つの会社の間の権利に関する契約書作成体験をしたこと。無知でどうすればいいか困ったが、情報収集が大切だと思って、調べ、2つの会社がどちらにも不利にならないことを意識して作成。最も出来がよく、センスがあるという評価をいただけた。

Resilience

就活のことを考え始めた1回生の秋学期に企業セミナーなどを聞いて自分は何をしたいのか、どのような考え方を持っているのかなど良く考えるようになりました。 2回生の今学期に母にあなたがしたいことは何かブレブレで分からないんじゃないと言われた時、今自分はどんな考えを持っていて、職業で例を挙げると様々であるが、自分の性格とできることしたいことと照らし合わせるとこんな職種がいいと思っているとはっきりと言えたことが分析をしていて良かったなと感じました。

Self-efficacy

法律事務所でのエクスターンシップにおいて法律相談に同席した際に、弁護士の先生の対応を振り返って身につきました。法律相談に慣れていない人には質問をする前又は後になぜこのような質問をしたかを説明し、依頼者の不安をひとつひとつ丁寧に取り除いていたことをエクスターンの振り返りで気づきました。
この経験以降は自分にとっては当たり前のことが当然に相手も当たり前と思っていることはなく、むしろ逆に感じている場合があることに気づき、以前よりも相手の事情に配慮して行動するようになりました。具体的には、相手が何かおかしなことをしていても自分が知らないだけで、相手が病気を抱えている等目に見えない事情を抱えているのではないかと一瞬考えるようになり、第1印象のみで確定的な判断しないようになりました。相手にも何等かの事情があるのではないかと想像する機会が増えた点で共感力が身についたのではないかと感じました。

Empathy