Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
学校の提出物が複数個あるときに、楽なものからしてめんどくさいものを後回しにするのではなく、締切日が近いものから順番にやっていったこと。 もしなんぼ考えても無理な場合は一旦別の課題に移って、後からゆっくり考えたりしたこと。
Multitasking
11月は部活で本番ラッシュがあり、すごく大変な時期でした。また、もうすぐ行われる期末テストの勉強と重なってしまい、この時期は多忙を極めました。身体的にもメンタル的にもしんどかったです。けれども、どちらも両立できる方法をこの期間で探す事ができました。その方法が、必要な部分はきっちりやって、抜けるところは抜いていくというものです。どちらも全力投球はしんどいです!だからこそ、自分で自分の限界ラインを知り、それを踏まえて確実にできるものや挑戦できるものを選んでいくことの必要性を感じました。「今日は夜遅くまで勉強したから、部活の朝練に行くのはやめておこう」や、「明日は課題曲の合奏があるから、この宿題は学校の休み時間でサクッと終わらしてしまう」のようにマルチタスキングと同時に、計画性も身につけることができたと思います。
Multitasking
部活で、副キャプテンとしてキャプテンを支え、部員を引っ張る役目を行う上で、部員とぶつかり合ったり、まとまらないことに悩まされた日々が続いたことがあり、そこから自分自身を理解した上で行動ができるようになった。
Self-efficacy
Challengers Assemblyという社会サークルにおいて新たなプロジェクトを発足した時に最初は多くの後輩が話に乗っかってくれたが、時間がたつごとにどんどんメンバーが減っていって、本当にこの活動を続ける意味があるのか思い悩んでいた時期もあったが、このプロジェクトを通して協力してくださる子ども食堂さんや先生やチームメイト、そして講演会に参加してくださった方の感想や温かい言葉でもう一度自分を見つめなおして誰に何を言われようと自分を信じてやり遂げようと思えるようになった。
Self-efficacy
三年間の部活動でたくさん悩み苦しい思いをしたけれど、同じ気持ちになっている仲間がいる。自分は一人じゃないということを考えると目標を達成できる気がした。そして、大会の練習なども最後まで走り抜けることができ、大会でも自分たちができる最大限のパフォーマンスをすることができた。
Teamwork
高校三年生の時、部活の副将として日本一を目標に掲げました。関西大会で敗退した時、自分自身の悔しさより仲間を勝たせることができなかった、応援してくれた家族、友達に悲しい気持ちにさせてしまったという悔しさで涙が止まりませんでした。今までの自分なら、勝負の世界で負けたら負けた自分が悔しく、たまに周りのせいにしてしまうこともあり泣くこともあまりなかったです。そこで改めて周りにいる人たち、そして苦しいことも一緒に乗り越えてこれた仲間の存在は僕にはかけがえのない物だし、自分を一番成長させてくれたなと思っています。
Teamwork
グループワークが多かった一年生の時には思い通りに進まないことがあり悩んでいました。先生に相談したり、自分から率先してグループ内のコミュニケーションを多くしたりすることで課題に取り組むことができた。大変な時もあったが、協力することの大切さを知る良い機会だった。
Teamwork
運動系の部活をしている時に、チームメイトと合わせたり、自分自身で技術を高めようとするときに、うまくいかなかったりして、そこであきらめるのではなく、どこが問題点なのか、どうしたら改善するのかを考えることができた。
Resilience
コアのプロジェクトで、初めに設定していたテーマではうまくいかなくてやりたいと思っていたことも実現することができなくて行き詰まってしまったけれど、失敗の原因を根本から考え直すことで、その失敗を元に新しいことを始めることができ、プロジェクトを進めることができた。
Resilience