Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
昨年の春休みに大学で開催された万博学生参画プログラムに参加し、その後、万博学生委員会が立ち上げられた。私はそこに、副代表として組織の仕組みやルールの整備に参加した。この団体は立命館大学の3キャンパス・全学部の学生が参加しており、非常に大規模な団体であり、私はこの活動を通じて、普段の大学生活では関わることがなかった多くの人々と交流する機会を得ることができた。
Teamwork
3回生の秋学期に、プレ卒で同じゼミのメンバー複数人で研究と発表を行うために、準備をした。その時、研究計画書の作成やパワーポイントの作成、文献集め、発表など各々が得意な部分で努力をし、発表が上手くいったと考えている。その時に、共におなじ目標を達成するために、頑張ることは楽しいと感じたし、相手の力になりたいという気持ちは原動力になると感じた。
Teamwork
大学のサークルで複数人のメンバーと一緒に一つのものを創り上げたときに、協調性やチームワークの力が身についたと考えます。具体的には、私は映画サークルの部長をしていて、先輩や後輩と役割分担して、チームをまとめながら映画の完成という目標に向かって長時間一緒に頑張ったことが一番エピソードとして印象に残っています。
Teamwork
大学3回生の時、大学での英語の講義にて、5名のグループで、留学生に向け、英語のパンフレットを作るプロジェクトを行い、コミュニケーションを取りつつ、パンフレットの作成する分野を分担して行ったことで、プロジェクトを完成できた。
Teamwork
友達がずっとできなかったが、4年生の春にゼミの先生が長期海外出張があり、他のゼミに里子に行っていた時に、そこのゼミで出会った自ゼミと違う空気の学生たちと仲良くなれて、卒論に向けて一緒に合宿をしたりするまでの仲になれた。
Teamwork
ラジオの作家のアルバイトを始めてから2か月、「ラジオパーソナリティがやりたい」という思いが芽生え、オーディションに参加し、合格することができた。だが、リスナーから嫌ないじり方をされ、本気で傷ついたこともある。しかし、そこで折れなかった。「愛されるパーソナリティ」を目指し続けた結果、局のイベント終了後にはリスナーから人生初のファンレターを頂いた。
Innovation
大学三年の夏、アメリカのヒューストンで日本と韓国の大学生ら40人ほどとNASAのプログラムに参加した。5人グループのリーダーを務め、新しい考え方で物事に変化を生み出す能力があるのだと確信した。ロケットのコンペティションにおいて既存の考え方では挑戦に新しさがないと気がつき、別の側面から考えようと意識していた。特にコンペティション終了後にメンバーから直接「思い切る力がある、新しいことに対して柔軟な考え方ができる」とコメントをもらった。
Innovation
体育会ラグビー部での活動で、2回生にして全ての分析の仕事を一人で行った経験。 2回生の時、さまざまな理由により一人で体育会ラグビー部の分析の活動をすることになるという困難に直面したが、自分なりに時間管理や目標などを立てることで、乗り越えた。 その中でも特に、学業との両立が大変だったが、時間管理をすることで単位を落とすことなく乗り越えられた。
Resilience
大学1年生の時、アルバイト先での大きなミスから「しなやかさ(Resilience)」を学んだ経験があります。私はカフェで働いており、ある日、慣れない仕事を担当することになりました。忙しい時間帯に注文が殺到し、私は急いで対応しようとしましたが、注文を間違えてしまい、お客様にご迷惑をかけてしまいました。その瞬間は自信を失い、落ち込んでしまいました。しかし、その後、店長から冷静にフィードバックを受け、自分のミスをどう修正するかを考える時間を持ちました。店長は、どんなに忙しくても、ひとつひとつの対応を丁寧に行うことが大切だと教えてくれました。それを踏まえて、次回からは注文の確認を慎重に行うよう心掛け、忙しいときでも落ち着いて行動できるように努めました。その結果、同じミスを繰り返さず、業務に自信を持てるようになりました。この経験から、失敗を乗り越えて前向きに改善する力が大切であり、柔軟に対応することが「しなやかさ」を育むことを実感しました。
Resilience