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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

私自身が成長して客観性を身につけたことで、今までの行動が協調性に欠けていたなと感じられるようになったことに気づいた。特にこれといったエピソードはないが、以前より正論を言わなくなったり、相手がどんな言葉を望んでいるのかというところまで考えられるようになった。

Empathy

今年1年間、ある研究会の会長をしていました。同期が4人しかおらずそのうち2人はほとんど参加しておらず残りの1人も他のコミュニティで忙しく、実質1人で研究会を運営していました。1年間会長としてメンバーに分け隔てなく接していたのですがどうしても皆に好かれるのは難しかったです。しかし、サークルの活動には来ていないが部員とよく遊んでいる私の同期がいて、その人はほとんどの後輩から好かれており何が違うんだろうと考えたところ、その人はメンバーの話を聞いて行動をしていました。私はこの研究会を動かしたいが第一になっておりメンバーの話に耳を傾けることがおろそかになっていたんだと思いました。

Empathy

今年の10月頃、代表を務めているサークルの活動で、来年度の活動について何人かの後輩と話し、その思いや悩み、考えていることを聞いて、励ましたり元気づけたりしつつ、深く考え、最終的にはメンバーが皆納得のいく形で新幹部を選任できたことです。大学に入るまでは明確なリーダーの経験がなく、チームで動くようなこともあまりありませんでしたが、色んなメンバーの話をできるだけ聞こうという気持ちで代表業務に取り組み、結果的には沢山頼ってもらえるリーダーになることができ、自分自身の成長を感じました。

Empathy

大学2年の時に、サークル活動において、メンバー同士が練習方針をめぐって対立してしまった。意見のすれ違いが人間関係の悪化につながり、サークルの練習の雰囲気が重苦しくなった。そこで私は、日ごろからサークルのメンバー全員とコミュニケーションを図り良好な信頼関係を築いてきたことを活かして、当事者双方の意見を丁寧に聞いたほか、オンラインミーティングを開催して他のメンバーにも意見を聞いた。その際、相手の気持ちを尊重して共感しながら思いをうけとめることでメンバーの意見を深く理解することができ、考え方に違いがあっても最終的に目指しているゴールは全員同じであることが分かった。

Empathy

私は、所属していた学生法律相談部の活動において、「相談者は現状に不満があるというより、相手に対して不満があるのだな」といったように、相談者の真意を読み取った上で、適切なアドバイスを行う経験を多く積んだ。私は、様々な相談者との関わりを通じて、かかる力を養うことができた。

Empathy

コーオプ演出でチームのメンバーと意見を擦り合わせて行く際に、他のメンバーの表情や発言に気を配り、全体で認識があっているのかな確認。また学年が異なることから、他に意見がありそうな人からは自分から積極的に汲み取るように意識して行動こと。

Empathy

ディズニーストアのアルバイトの時にレジでアプリの有料会員勧誘をしなくてはいけなかった。有料という表現を使うと警戒してすぐお断りされたのでプレミアムという表現に変えると入会してくれる人が増えた。また、プーさんのブランケットの販売催促もしなくてはならなかった。どうすれば買いたいと思っていただけるかお客様の立場に立って考えた結果「プーさんのブランケットはいかがですか」ではなく「プーさんがでんぐり返ししているブランケットはいかがですか」という表現にかえでんぐり返しというワードに反応し買ってくれる人が増えた。

Empathy

高校3年生の時、部活をしながら受験勉強をする必要があり、両方とも限られた時間で結果を出す必要があった。どちらもおろそかにすることはできないのでしっかりと向き合い、複数の課題への向き合い方を学んだ。結果として、部活動を11月末ま続けながら立命館大学に現役合格することができた。

Multitasking

私は元々、計画性が全くなく、締切を過ぎてしまうことが多い訳ではなく、逆に予定を詰め込みすぎてしまう方なのですが、勉強面でもスケジュール管理の面でも自分自身を追い詰めてしまうことが生活している中で多々ありました。そんな中で、大学生活が始まってからは自分に適したスケジュール管理の方法を見つけることが出来たり、1人で多くのタスクを効率良くこなす術を身につけることが出来てきたり……と、段々と社会に出た時にどのようにタスクをこなし、かつ自分の時間をしっかりと確保しながら生活をすることが出来るかを試行錯誤出来るようになってきていると気付いたので、このコンピテンシーを2つ目に選択しました。具体的には、少し大変だったエピソードになりますが、基礎講読の授業でランダムに決められた2人組のペアで古典のレジュメを作り、期限内に仕上げて授業で発表するというタスクがありました。その時に、ペアの子が体調を崩してしまったことと、連絡があまり取れなかったことから、結果的に1人で殆どの部分を仕上げることになってしまったのですが、それでもなんとか内容的にも量的にも自分の納得のいくものを仕上げて発表までに完成させることが出来たので、それはすごく頑張ったなと自分でも感じ、またやれば出来るんだ!と感じられるきっかけにもなりました。

Multitasking