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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学1回生の春、ゼミ形式の授業(基礎演習)のレポートについて、必ずこのテーマを論証してみせる、という目標のもと「NHK受信料の徴収は法的に認められるか」というテーマを設定した。複数の文献を参照し、反論とされる主張も多く存在していたが、それらを説得させるような文献を根拠に自身の主張を形作り、レポートを完成させた。

Initiative

高校生の時から交換留学したいと決めていた大学があり、留学に行くための条件に達し選ばれるために、夏休みから選考のギリギリまでIELTSの勉強を頑張ったこと。1回目に受けた時は6.5という基準は達成できたものの、競争率の高い大学だったため、7.0を取るまで勉強し続けた。

Initiative

これも高校の部活動になりますが、2年生の終わりまで県大会などでも全く通用しないような選手でした。入部当初に決めた「全国大会表彰台」という目標を諦めかけていました。テクニックとパワーが求められる競技で、パワーだけはあったもののテクニックが全く追いついていませんでした。しかし、パワーを認められて日本代表選考に進ませて貰えた時に、全国と勝負するチャンスを与えていただきました。結果は上手くいかなかったですが、そこをきっかけに今までの2年間は無駄ではなかったと同時に、遅咲きだけど絶対に諦めないという想いはずっと心に持てていたのだと気づき、後々インターハイで銅メダルをいただきました。スタートしてから、足踏みが続いたとしてもどんなに遅れをとったとしても自分を信じてあげられる力が身についていたのだと気づきました。

Self-efficacy

部活で練習をしているとき、チームメイトと自身がチームにどれだけ役に立っているか悩んでいるときに、試合の動画や普段の練習をもとに自分の優れているところを教えてくれた上で、もっと自信を持つことで上手くなれると教えてくれた。

Self-efficacy

私の所属する総合心理学部では、教育や福祉に関する講義も多く、その中で私は将来、困っている他者を助け、教えられる自分になりたいのだと感じることが多くなりました。大学で学ぶ前は、自分がどのような人物であるかを表現することは苦手に感じていました。現在は、明確なやりたいことを見つけられたため、自分とは何か、について自信を持って、肯定的に答えることができます。これからも講義を通して心理学がどのように社会に貢献できるかを考え、理想の自分になれることを信じていきたいです。

Self-efficacy

これもアルバイトの話にはなるのだが、カラオケは老若男女いろんなお客様がご利用なさる。その中には少し理不尽なお客様をいらっしゃる。この時に、自分もイライラするのではなくて、こういう時こそ落ち着き、自分で対処できそうであれば対処し、無理ならば冷静になって責任者に代わってもらい対応してもらう。こうすることによって、自分をコントロールすることができると理解することができた。後に引きずることもなく全てのお客様によりよい接客ができるようになったと感じている。

Self-efficacy

高校時代に、友達や家族と衝突がある中で、何で自分と彼らで齟齬があるのか等を考えていって、そこで自分が何を人生で求めているのか、何を重要視しているのか、どんな夢や目標があるのか、何故自分はこのように考える様になったのかを何度も考えることで、自己の理解が進んだ。

Self-efficacy

大学生二回の秋学期下宿先で自分一人で、自身の生活習慣の乱れを認識し、この現状に自分は不満をもっていてこの状況を変えるためには自分の手に余る課題を減らすことが重要であると認識し、自身の生活習慣を改善していった出来事がありました。

Self-efficacy

大学生になって、新たな友人や教授、その他サークルや部活メンバーなど、様々な性格や個性を持った人たちと出会う中で、自分自身を改めて考え直す機会がとても多かったことが1番の選択した要因です。中でも印象的だった出来事は、教職兼心理学関連の授業を履修した際に出会った教授が、私が1度大学内での交友関係で少し鬱のような状態に陥ってしまった時に親身になって話を聞いてくださったことです。元々私自身もカウンセリング資格を持った教師になりたいという目標があり、それを踏まえた自殺防止電話のボランティアに参加しようと考えていたのですが、そのボランティア募集があった時期と自分の心が不安定だった期間が被ってしまっていたことを教授が指摘して下さり、まずは自分を第一に考えなさいとアドバイスをくださいました。そうしたこともきっかけとなり、今では自分の状態を第一に考えつつ、将来の目標に向かって努力することを続けることが出来ています。このような新たな人との出会いからの気付きを沢山得られる日々を過ごしていることから、私の1番身についたコンピテンシーは以上のものであると考えました。

Self-efficacy