Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
1人で大学の課題であるプログラミングを書いていた時に、何度試行しても想像通りに動かず、2週間の間、同じ課題に取り組み続けたことで、誰からの助けもない状態で理想としているプログラムを書くことができたこと。
Resilience
2回生の春学期に、グループ活動をすることがあったが、その中で一人だけ見当違いのことをする人がいた。また、発言の内容も的を得ていないものが多く、チームの関係性が悪くなったことがあった。しかし、その人と話し合ったり、具体的にその人の役割を決めることで少しずつ歯車が周りだすこととなり、最終的には授業の教授から「頑張りましたね」と褒められるまでに至った。
Resilience
研究実践フォーラムの授業でグループワークをするときに、初めはコミュニケーションが取れず、あまり話が進まなかったが、1人ひとりとできるだけ向き合って話すことによりコミュニケーションが取れるようになった。
Resilience
大学受験で第1志望に受からなかったが、ご縁があったこの立命館でしっかり学を積もうという気持ちを持とうと思えたこと。 高校の部活動で、上手くいかずに顧問の先生や先輩に怒られたが、なにくそ精神で立ち向かおうと思えたこと。
Resilience
アメリカに留学したことにより、日本での生活と一変した生活を送っています。まず、英語は第二言語なので思ったことをうまく伝えられなかったり相手が言っていることが理解できなかったりします。また授業や課題も全て英語なのでとても難しいです。そして勉強面以外でも親元を離れて暮らすのが初めてなので前より自分のことに責任をもたないといけなかなりました。そのような状況はとても苦しかったですが、それらの苦難を乗り越えられることを学んだので今は困難が待ち受けていてもなんとかなると思えるようになりました。
Resilience
外国人観光客に英語で道を尋ねられた時に応えることができず悔しい思いをしたため、英語を話せるようになりたいと思い大学のコミュニケーションルームに参加して英語を話す環境に身を置きました。回数を重ねるにつれ少しずつ話せるようになり、再度道を道を尋ねられた際には適切に答えることができた。
Resilience
ひらがなも知らない時日本に来てて、耐えられずに帰国しようと悩んでたが、頑張っていこうと決心し、長時間のバイト、日本語学校を通じて日本語ができるようになった。最初、来てから1年間休まずにずっとし続けた。その結果、メニューも読めなかった自分がバイトリーダーになった。
Resilience
高校時代の部活動において、コロナ禍であったこともあり人数関係で同期のうちの1人が全国大会の県外遠征に行けないと分かった時に、話し合いの中で、私が残ってここで練習を頑張ると伝えました。また、最後の試合に5人組の団体種目か個人種目かのどちらかに出場することを選ぶ時に、他の同期の希望も汲んで、個人種目に出場するという選択を取りました。何気なく取った判断ですが、後々に同期や顧問の先生、保護者の方から、「本当にチームのバランサーやった」や、「あんたの何気ない優しさに沢山救われた」などと言われ、人の気持ちを考えて、自分の行動をとるということができるようになっていたんだと気づきました。
Empathy
高校生の時、部活でバンドを組んでいたが、なかなかいい演奏が出来なかったことがあった。その時バンドメンバー同士で「どのようにすればいい演奏ができるか」について話し合いを重ねた。すぐにいい演奏とはならなかったが、徐々に自分たちが納得できるものにすることが出来た。このお互いの意見をより合わせより良いものにしていくという経験から、共感力がつき、その結果バンドとしてもまとまりを出すことが出来たのではないかと思った。
Empathy