Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
2022年、高校のサッカー部で「チームワーク」と「リーダーシップ」が身についたと感じた経験があった。夏の大会直前、チームは戦術の方向性で意見が分かれ、練習に集中できない状況だった。当時、私はキャプテンとしてチームをまとめる責任があった。そこで、練習後に全員で話し合いの時間を設け、まず全員の意見を一つずつ聞き取った。その上で、監督やコーチの助言も交えながら議論を整理し、全員が納得できる戦術案をまとめた。その後、練習での実践を通じて微調整を行い、チーム全員が一つの目標に向かって努力できる環境を作った。結果として大会でベスト4に進出することができた。この経験を通じ、他者の意見を尊重しながら調整を行い、目標に向けてリーダーシップを発揮する力が身についたと感じた。
Resilience
私は立命館宇治高校出身で,高校時代の部活動でこの失敗や困難から立ち直る力がついたと思います。高校の部活動では中学時代とは違いレベルが高く、メンバーから外されたり故障をして競技ができないなど色々な辛い経験をした。そこでどんな時にも諦めない前向きな強い心が鍛えられたと思う。その時の経験が今の大学生活にも活きていると感じる。
Resilience
小中学生が利用する塾のバイトをしているときに、子どもたちの機嫌をとったり、話を聞いてばかりになって、時間内にやらないといけない範囲まで授業を進めることができなかったことがあった。バイト先の人からは、子どもたちとコミュニケーションをとる姿勢は続けてほしいが、何せお金が発生しているものであるから、授業の範囲までは必ず進めるようにしてほしいと伝えられた。このことを自分の中で反省し、考え直した結果、子どもたちが「塾に行きたい」と思えるような楽しい環境でかつ授業はしっかり進めることのバランスが大切だということを学んだ。そこから、授業の進め方を見つめなおした。結果的に時間内に授業範囲を終わらせながら、子どもたちと楽しい授業を行えるようになった。これが私の思う、コンピテンシーが身についた出来事である。
Resilience
自分はゲームをする事が多く、その結果、自分の成長の機会を失ってしまっていたが、ゲームを全部消した状態で数日過ごす事でゲームの無い生活を当たり前にした。また、睡眠前にする事を増やし(ストレッチなど)、スマホ触るタイミングをなくした。課題を帰るまで(20:15)にやるという時間的な制限をかけて、課題を早く終わらせれるようにした。
Resilience
私は色んなことをやってみようという気概はあるのですがいざやってみても続かないことが多々あります。それでも、こういうところがダメだったから、次はこうしてみよう、というように少しづつ改善しながら挑戦し続けています。
Resilience
小学生時代の学校生活の中で、複数の友達から冷たい態度を取られたことがあった。その際、1人になるのは嫌で友達の態度が冷たくても友達でいたいと思う気持ちと、このまま一緒にいても居心地は悪いので1人になってもいいから距離を置いた方がいいと思う気持ちが交錯して悩み、落ち込んだ時期があった。結果的に距離を置いても他の優しい友人ができたため、人との距離感や関わり方、どのような行動が人を傷つけるのかなどを学び、何とかなるから大丈夫というマインドで立ち直れるようになった。
Resilience
高校生の時に活動していたプロジェクトで、グループ内の関係性がとても悪化してしまった。その経験から、自分に必要な力や、どう動くべきだったか、という風に今後に生かせるような経験を得ようとする動きに繋がっている。
Resilience
2023年、私は大学でのグループプロジェクトを通じて「リーダーシップ」と「問題解決力」を身につけたと感じた出来事があった。4人チームで進める経営戦略の課題において、意見が対立し議論が停滞した際、私はリーダーとして状況を整理する役割を担った。メンバー全員の意見を個別にヒアリングし、それらを統合する形で解決案を提案した。この過程では、冷静に事実を把握し、相手の意見に共感しつつ説得力ある論理を構築する力が必要だった。結果として、プロジェクトは期限内に成功裡に完了し、教授から高い評価を得た。この経験を通じ、他者と協働しながら適切な判断を下す能力が自分に備わったと実感した。
Resilience
1回生春学期の「分析ツール」で、どうしても分からないところがあって困った経験がある。その中で、「経済数学Ⅰ」を受講している知り合いに教えてもらいながら、誤りから学び、立ち直っていくことがもっとも重要であることを知った。
Resilience