Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
高校生の時に、私はバスケットボールの為大阪から、東京に行きました。なので、寮生活を経験しました。私が、高校三年生の時、寮長という役目を担いました。やはり、皆両親と離れているので、ストレスや、友人関係でトラブルがありました。その時、寮長として、その人自身の気持ちを理解し寄り添ってあげることがより身に着ける事が出来ました。
Empathy
1と同じく。 成功体験を得るまでは「あきらめない」のはとてもつらいことだと思います。 自分もまだまだ成功体験をしたとは思えていません。 ですが、失敗続きのなかでも1個でもよかったことがあれば「続けることに意味がある」と思うことができるようになると感じます。 大学で失敗し続けていても、ほかの場所で活躍できる場所があったことが自発性を育む原因だったと思う。
Initiative
もしかしたら現実逃避なのかもしれません。 高校ではプログラミング系の部活に入っていましたが、ものづくりにも興味があり機械工学科を選びました。 数学が苦手なのですが「ものづくり」という言葉のみで数学をたくさん使う機械工学科に入学してしまいました。 自分は大学の成績は著しく悪く、2年留年しています。 4年生までは成績が悪いことに落ち込み1日1日が楽しくなく自分にとっては辛い日々でした。 日々が無価値なものであると感じていました。 大学に入学してからアルバイトを始めて、大学生活が楽しくない中でもアルバイトには行っていました。 アルバイト先でアルバイト先の基幹システムを作る機会がたまたまあり、一生懸命取り組み年間100万円ほどの経費削減が可能になりました。 たとえ大学で落ちこぼれても、自分の得意なことや好きなことを突き詰めていけば必ず、自分にも社会にも何かに役に立つと自信をもちました。 それからは自分にも価値を見出すことができ、自分を肯定することができるようになりました。
Self-efficacy
コアメンバーとして特別支援学校スポーツ交流会プロジェクトを立ち上げました。私は副代表兼企画を担当し、身近な用具を使用し、簡単なルールで「だれもが」参加できるユニバーサルスポーツを考案しました。これまで、障害のある人との接点が少なく知識が乏しかったため、ボッチャ大会などの障害者スポーツのボランティアに積極的に参加しました。経験豊富な人や当事者の知見を集約し、新しいタイプのスポーツ「ペットボトルボウリング」を完成させました。実際に交流会で生徒からペットボトルボウリングが一番面白かったという声を聞いた時に、非常に達成感や完遂した満足感を得られた。
Innovation
アルバイトの塾講師をしていた時に、学習に困難を抱える生徒や不登校の生徒を中心に担当しました。生徒と交流する中で、彼らは総じて他人に肯定された経験が少ないことに気づいて、専門家の意見を参考に視覚的情報を提供しました。小さな成功経験を重ね一緒に喜ぶことで、彼らの肯定感を促し、モチベーションを向上させることができ、学校の成績も改善しました。なかでも生徒から感謝の言葉をかけられた時に共感する力が身についたと感じました。
Empathy
関西学生ラクロスリーグの自主運営活動。自分自身もラクロス選手として参加しながら、学生連盟副委員長として他大学の仲間と連携し、運営も両立させた。選手としては関西学生リーグ1部昇格の目標達成を果たし、学生連盟としても200人を超える運営メンバーを統括し学生リーグの円滑な運営、そして広報活動の活性化に貢献することができた。
Multitasking
小学生の頃から私は水泳やサッカー、そろばんなど毎週の拘束時間が長い習い事をさせて貰っていたため、それらを効率よく回さなければ友人と遊ぶ時間がなかった。その上、物心ついたときから父の愛読していた少年ジャンプを読むことや、友人の話についていくために、ゲームを進める必要があるなど、さらなる時間的制約があった為、それらを同時並行するマルチタスク能力を身に着けた。
Multitasking
私は大学入学当時から複数のアルバイトを掛け持ちながら、サークル活動や研究にも打ち込んできました。限られた時間の中で、効率よくタスクをこなすために、スケジュール管理や優先順位付けを徹底しました。これらの経験を通して、マルチタスク能力が自然と身についたと感じています。特に、試験前夜には、複数の教科を同時に復習しながら、友人からの相談に乗るなど、限られた時間の中で最大限の成果を出すために工夫を重ねていました。
Multitasking
就職活動中は、企業のエントリーシート作成や面接準備に加え、アルバイト活動や日々の学業といった様々な活動を同時に進める必要があった。その中で、まず自分が抱える全てのタスクを洗い出し、それぞれの重要度や締切を考慮して優先順位をつける習慣を身につけた。たとえば、エントリーシートの締切が迫っている場合はそれを最優先とし、アルバイトのシフト調整や学業の計画を工夫して時間を捻出した。このようにして、全てのタスクを期限内に達成するための効率的なスケジュール管理を徹底することができた。結果的に、自分の就職活動は成功といえるような結果をおさめることが出来たので、自分はマルチタスク能力が身に付いたんだと思った。
Multitasking