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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学院進学を決意した時期が遅かったというのもあり、正課の授業を受講しつつ、大学院進学のための自習や、進学のために必要な授業の履修を進めた。これらは、それぞれまったく無関係の課題ではないものの、こなさなければならない課題の量が非常に多かったため、計画を立てて、バランスよく取り組むように心がけた。特に、大学院進学に当たっては、自分一人で勉強するのではなく、友人と自主ゼミを組んだり、先生方に答案を見ていただいたりすることで、演習に励んだ。その結果、すべての受験した大学院に合格することができたわけではないが、大学院進学を達成することが出来た。

Multitasking

講義の準備や補助を行うティーチングアシスタント(TA)業務において試験の採点業務の効率化を行い、成績返却方法の改善に挑戦しました。 以前の採点手法では、手書きの答案用紙を1枚ずつ採点していたため、教員やTAの大きな負担となっており、採点ミスも多く発生していました。また、採点と成績確認が1週間以内に終わらないことも多く、翌週の講義内での解説までに受講生への成績返却が間に合わないという問題がありました。 そこで講義担当の教員に対して、マークセンス方式による試験への切り替えと、採点自動化プログラムの導入を提案しました。 一番苦労した点は、採点自動化プログラムの運用において「試験の正答に幅を設ける」という点でした。受講生の回答が問題の意図に沿う回答であるにもかかわらず、計算過程での四捨五入などにより、正答とわずかに異なる回答となる場合がありました。そこで、正答ファイルの仕組みや採点方式を友人に相談し、採点プログラムを改良しました。また、プログラムなどに不慣れなTAであっても運用できるよう、正答ファイルの編集やプログラムの実行が簡単な操作で行えるよう試行錯誤を重ね、入力ファイルやドキュメントを工夫しました。 その結果、講義後の受講生アンケートにおいても、試験結果のフィードバックに関して「採点結果がすぐに返却され復習に役立った」と感想をいただくことができました。

Initiative

グループで行うフィールドワークの授業に参加したとき、他メンバーの都合がつかなくなり、グループでの継続が難しくなってしまった。しかし私は、フィールド先の担当者の方などと相談し、改めてテーマを設定して単独でフィールドワークを続行した。フィールド先の皆様にご協力いただきインタビュー調査を行って、後日結果をまとめたものを担当者の方にお見せしたところ、とても喜んでいただけた。自らテーマを設定し、周りの方々の協力を得ながら成果を上げる楽しさを学んだ。

Initiative

目標を達成するために大学院に入学したことで多くの優秀な大学の先生に支えられ、自分の潜在意識がより鮮明となった。特に、目的意識を高く持った仲間たちと出会えたことで対話を中心とした授業を受けることでメタ認知能力が高まった。今後も更なる高みを目指して成長できると確信している。

Initiative

立命館大学法学部在学中に、学部3回生の終わりに専門演習論文を執筆する機会があった。 これまでのゼミの活動では、ある程度与えられた筋道に沿って答えを見つける形での演習が多かったが、自己の裁量でどうにかまとまった文章を書かなければならず、楽しみではあったもの、大いに不安があった。しかし、そのなかで、授業内で先生が中間報告の場を複数設けてくださったことで、細かい目標ができ、まとまった文章を書きあげることができ、賞までいただくこともできた。 私はこれまで、何か目標を達成したことは特になく、またなにか結果を残すこともなく、自分に自信がなかった。しかし、専門演習論文を書き上げることで、大きな目標に向かってどのように努力をすればよいのか、また自分が成功するイメージがつき、次年度の院入試でも合格をすることができた。

Initiative

今年の春学期1の組織文化において、自分はどんな人ですか?SWOT分析してっていうディスガッションを行いしてしました。元々は自分が自分のことをよくわかっていると思い込みました。しかし、チームメンバーとコミュニケーションを通じて、自分がわからなく、気づきなかったことを知りました。あっなるほど!そういう人だと初めてわかりました。どのように、自分が気づいなかったところを理解して、さらに自分を信じ続けるようになりました。ということです。

Self-efficacy

学校の授業の一環で、グループ課題が課されることがあります。社会人大学院であるため、ある程度の経験を積んだメンバーとの共同作業になります。いろいろなタイプの方がおり、自己主張が強い人もいれば、全く何もしない人もいます。内心腹を立てることもありましたが、何度かグループワークを経験することで、乗り越える手立てを身に付けることができています。メンバーからアドバイスをいただいたこともありますし、自己内省にて気づきを得られたこともあります。課題を遂行しながら、円滑なチームマネジメント手法を学ぶことができています。

Teamwork

大学院のグループプロジェクトで、私は4人のクラスメートと一緒にプロジェクトの報告書作成とプレゼンテーションの準備を行いました。プロジェクト中、私たちは意見の違いを乗り越えるために、コミュニケーションスキルと問題解決能力を活かしました。特に、役割分担をうまく行い、課題に対して適切なアプローチを選ぶことで、効率的に作業を進めることができました。途中で問題が生じた際も冷静に議論を重ね、他のメンバーと協力して解決策を見つけ出しました。この経験を通して、チームワークとリーダーシップ、またプレゼンテーションスキルが向上したと感じています。

Teamwork

チームワークの場合は非常に多いです。初めてこの能力を身に付いたのは商品開発っていう授業中です。私たちのグループは四名。お互い知り合わないです。だから最初チームワークする際に、とても大変してしまいました。みんな理解した課題のやり方は同じじゃなく、他人の考えも賛成しなかったです。どうしようかなあと本当に迷いました。そして、この問題を解決するためにメンバーを誘って、ご飯を食べて、ゆっくり個人の考えを説明して、全員お互い理解した上で、課題を続けてしました。その後は、チームワークということをよく理解し、把握するようになりました。

Teamwork