Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
私は子供の頃から人気のある科学の本を読むのが大好きで、数学、物理学、地理学などの主題に非常に興味を持っていました。この興味のおかげで、勉強するときも問題を解決するときも、客観的、合理的、総合的な観点から分析するよう努めて、論理的に考える習慣を身につけることができました。
Understanding
部活動において、自分たちが立てた県大会という目標を達成するために、チームで一丸となって頑張ろうとする中で、自身の学校では進学校であったため、部活動に意欲のある人とない人の差が激しかったが、自分たちの思いを伝えた上でみんなで努力したため目標を達成することができた。
Teamwork
高校時代の部活でチームとして一年間の大きな目標を立てて練習や試合に取り組む中でうまくいかないことが多かった。そこで月単位での目標を決めて取り組んで徐々に結果が出てきた。チームで意見を出し合いそれぞれの思いをこまめに共有することでチームワークが高まっていき、個人としても成長できたと思う。
Teamwork
『5. もっとも(1番目)身に付いたコンピテンシーのエピソード』で記した校則の改正にあたって、生徒会役員で役割分担し、生徒へのアンケートや、生徒総会の議案書の作成を行いました。実務に際しては目標を全員で確認し、全員の意見を1度聞いてから生徒会の方針やその詳細を決めることで、役員がチーム一丸となって活動に取り組みました。これが私のチームワークを示すエピソードです。
Teamwork
私は大学2年生の秋学期に、所属するサークルの学園祭企画を担当した。それまでは、サークル内の企画は主に先輩が中心となって進めており、私はその指示に従いながらサポートする立場だった。しかし、代替わりを迎えたことで、自分の意見を求められる場面が増えた。 学園祭企画では、メンバー全員で「何を目標とするか」「どのような出し物をするか」をゼロから話し合った。私はそれまで自分の意見をはっきり伝えることが苦手で、話し合いの場では控えめにしか発言できなかった。しかし、その企画では私が率先して意見を出し、メンバーをまとめる役割を担わなければならなかった。そこで、まずは自分の考えを整理し、簡潔でわかりやすく伝える練習を重ねた。その結果、メンバーの反応も次第に良くなり、意見交換が活発に行われるようになった。また、意見が食い違った際には、相手の考えを尊重しつつ話し合いを進め、全員が納得できるように調整を図った。このように、メンバーと協力しながら積極的にコミュニケーションを取ることで、目標に向かって一体感を持って取り組むことができた。
Teamwork
高校の文化祭でクラスで劇をすることになった際、私は助監督としてみんなのサポートに徹した。最初はそこそこの熱意で取り組んでいた人も私が夏休みを返上して活動を行っていることを知ってくれてから、劇を良いものにしたいという一心で取り組んでくれるようになった。人の熱意は他人に伝染していくことを学び、それからより一層本気で自分の仕事をしようと思った。
Teamwork
1つ目のコンピテンシーと被ってしまいますが、サークルにて団員とともに一つの目標(より良い公演)を達成するために、長期間にわたって準備する際、どうしても意見が割れたり人間関係が上手くいかなかったりすることがありました。自身の立場上、みんなをまとめる必要があったため、どういう思いを持っているのか聞いたり、共感したり、寄り添いつつも団体としてばらばらになってしまわないように調整していました。この経験から、共感力のコンピテンシーが身に付いたと思っています。
Teamwork
2024年8月末から9月頭にかけてのサークルの夏合宿において、自身は企画長を務めていた。その中で、合宿の予定日に台風接近が重なる事態がおこり、合宿の実施自体が危ういところであった。こうした状況下で、合宿を決行する基準や、道中の台風状況・交通状況に応じた各対応策を、ともに合宿を企画した企画班員とともに考えて、無事合宿をやりとげることができた。
Teamwork
今年の4月頃から学校の課外授業として課題解決・企画立案のプロジェクトに参加し、同じチームのメンバーと共に与えられたテーマに対して話し合いやフィールドワークを重ね、最終提案まで行った。チームのメンバーとコミュニケーションを取ってプロジェクトを完成させることができ、チームワークがとても身に付いたと思う。
Teamwork