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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

学部時代、2回生のときに1年分の単位を落単して、3回生の夏休みまで自暴自棄になっていたが、母から発破をかけられ学友との交友関係を続けたことでプライドが保たれ、4回生で卒業論文を書きながら1年間で30単位取得し、卒業までこぎつけた。その傍らなんとみらいゼミもそれぞれのテーマで2度主催し、大学院進学できた。

Resilience

 夏季集中講義(プロジェクトマネジメント)の際の企業実習において学んだことや提案事項を5名1チームで考察する機会がありました。その際に、意見が分かれることがありましたが、ビジョン及び目標を設定していたのでそれに向けて最終調整することができました。意見が分かれた際は共感できることとできないことを分け、できることを集約しました。その結果、チームとしては満足いく提案ができたと考えております。

Empathy

ある団体に入りたいという目標を持ち、その団体に入るにはどうすれば良いか、所属することができたら自分はどのように貢献できるのかなどを一生懸命考えた。結果、団体に所属することはなかったが、やり切ることができたと考えている。

Initiative

高校生のころ、進路を考えるにあたって自己分析をたくさん行った。ネット上にある適職診断を使用したり、周囲の人に自分について尋ねてみたり、日記を書いて内省する時間を多くとるようにした。それらの行動を通して、自分がどのような人であるかを以前よりもよく理解できるようになった。そのことにより、人と関わるうえでの距離感や自分の立ち回り方、自分の感情を整理してコントロールする方法などがつかめるようになった。 また自分のアイデンティティが確立されていくにつれて、自分を信頼する力もついた。

Self-efficacy

高校生の時に、部活動でチームメンバーとともにバスケットボールで日本一を目指し、毎日死に物狂いで練習に取り組んできました。だからこそ、衝突が起こる事も多く、チームが良い方向に行かないこともありました。しかし、そこで、メンバーとコミュニケーションを取る事や、真正面で向き合う事で、さらなる高見に進むことが出来ました。

Teamwork

大学生3回の時に所属していたソフトボールサークルの副キャプテンを務めることになり、同期のメンバーとサークルを引っ張っていくことになりました。その時に、当時キャプテンだった友達と一緒に考えて、練習メニューやチーム分け、サークル後の食事会、さらに新入生歓迎会や卒飲み等のイベントなどを計画していく中で、話し合いや他の人から意見を募るなどをして、目的を達成するために他の人と協力するチームワークが身に付いて行ったと思います。

Teamwork

関西学生ラクロスリーグの自主運営活動。自分自身もラクロス選手として参加しながら、学生連盟副委員長として他大学の仲間と連携し、運営も両立させた。選手としては関西学生リーグ1部昇格の目標達成を果たし、学生連盟としても200人を超える運営メンバーを統括し学生リーグの円滑な運営、そして広報活動の活性化に貢献することができた。

Multitasking

身についたのは、部活に参加していた時である。そこで意識していたことは、当たり前ではあるのだが、自分自身が積極的に部活に参加することである。例えば、今日は空気が重いなと思った時に、自分が積極的に声を出してみることで部活の空気が少し和らいだ。他にも、部員内でけがが相次いでいる時に、山道を歩こうという企画を立てて実行した際、自分が積極的に歩くことで部員の過半数が参加してくれるようになった。このように、自分が一生懸命頑張ることを目標にし、部員が入ってよかったと思えるような部活になることを目指しながら、引退までなんとか走りきったことで、あきらめることなく取り組むことが初めてできたと思う。

Initiative

4年間の体育会での経験を踏まえ、組織として目標を達成するプロセス、組織内で個人として目標を達成するプロセスの両方で成功と失敗を経験した。また、学外の人々と多くかかわる立場上、どのような取り組みを行えば成功し、どのような取り組みの姿勢、方法、心構えだと結果が出ないのかを多く見てきた。今後の人生においてもこの経験が活かされていくと確信している。

Initiative