Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
簿記2級やファイナンシャルプランナー2級、TOEIC810点を大学1ー2年に取得した時。新型コロナウイルスのため講義のほとんどがオンライン化し、できることがかなり制限されたがそのなかで自分の興味のあることに取り組もうと資格に挑戦した。日々の予習復習をかかさず行っても、模試で思ったような点が取れないこともあった。そのような時は自分で勉強のやり方を変え、小さな目標を何個も設定して乗り越える楽しさを糧にした。あきらめずにひたすら取り組んだ結果、日頃の講義やアルバイトを両立しながら、自身の目標を達成することができた。
Initiative
自発性が身に着いたのは4回生最後の卒業論文の執筆によるところが大きい。心理学部の卒業論文では、自ら実験を実施し、その結果を分析し考察する。そのためには、計画的なスケジュールを組み、遂行しなければならない。 私は、卒業論文の負担を少しでも軽くするために、夏休みに執筆を始めることにした。そのおかげで、秋学期が始まってからは余裕をもって論文を進めることができたと思う。自分で目標を定め、それに向けて自己を律する経験を積むことができた。
Initiative
大学受験のときに、志望校の合格に向けて自分で目標を立てて長期的に継続して勉強し、努力したことです。合格という大きな目標とそのための短期的な小さな目標を立てて、日々諦めることなく勉強し、自分自身で試行錯誤しながら取り組みました。その成果が結果として現れたときにコンピテンシーが身についたと一番実感しました。
Initiative
私は大学時代のほとんどの時間を公認会計士試験に費やし、論文式試験に合格することができました。公認会計士試験は難関資格であり、毎日8~10時間の勉強を休日も含めて取り組みました。短答式試験には2回落ちてしまい心が折れそうになったこともありましたが、明確な目標をもち努力を続けた結果合格することができました。
Initiative
日々の読書によって身についた。 日々、自己啓発本を読むことで、目標を持って取り組むことの重要性を実感した。 実際に、2回生で紙に書いて立てた目標を達成していたこともあるため、改めて自分自身で目標を立てて達成していくことが重要であると感じている。
Initiative
大学3年生の時、機械学習モデルを構築し、3Dモデリングにおける空間統合性の問題を解決したいと考えました。そのため、私は大連理工大学の短期交流活動や情報処理学会インタラクションに参加して知識を深めただけでなく、スタンフォード大学のオンライン機械学習講座を受講し、優秀な成績で修了証書を取得しました。
Initiative
大学に入学した後は高校までの学習とは違い、自分がしたいことを認識し、自分の選択によって講義やその他の活動を決めることができる形態に変化しました。そこで自分の考えや興味に対してより真剣に考えるようになりました。その過程で自分がどのような人間かを自然と考えるようになりました。また自分の自発力にも関連しますが、自発的に設定した目標を達成することによってそれが自信に繋がり、自己理解と自分を信じる力が身につきました。
Self-efficacy
高校時代、ラグビー部の副部長として「県ベスト8」という目標を掲げ、チーム一丸となって取り組んだ経験を通じて、チームワーク力を身につけることができた。新チーム発足当初は、学年ごとに目標への意識に差があり、技術力や精神力にもバラつきがあった。そこで私は、チーム全体の一体感を高めるための改善策として、どんな練習にもゲーム性を持たせることを提案し、1軍2軍を混合して同じ練習メニューに取り組めるようにした。これにより、チーム内での意識の乖離を減らし、互いに切磋琢磨しながら目標に向かう環境を作ることができた。結果として、選手一人ひとりが主体的に練習へ取り組む姿勢が生まれ、チーム全体の結束力が強まった。この経験は、目標達成のためには個々の努力だけでなく、チーム全体の協力が不可欠であることを実感する貴重なものだと感じている。
Teamwork
私は、学外で学生団体に所属しており、その活動の中で、チームワークを活かす能力がついたと感じる。その団体では、海外の学生用のインターンを運営しており、チームで活動していた。事業を運営するためには、自分たちで目標を設定し、達成していく。その過程で、先輩たちに相談に乗ってもらったり、過去の事例を参考にしたりしながら、チームでの協力の仕方や、コミュニケーションの取り方などを学んだ。
Teamwork