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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

高校3年間所属した女子ハンドボール部でマネージャーを行った経験から。しんどい練習内容もあったが、そんな中でも選手が目標に向かって頑張り続けられるようにコミュニケーションの機会を積極的に設けて、メンタルケアができるように努力した。

Empathy

小学一年生より現在までバドミントンを続けている。スポーツを続ける難しさや、主将としてのプレッシャーを感じてきました。高校生では、バドミントン部の主将を務め、トップとして嫌われながらも、インターハイ出場に向けて頑張りました。

Empathy

今年の10月頃、代表を務めているサークルの活動で、来年度の活動について何人かの後輩と話し、その思いや悩み、考えていることを聞いて、励ましたり元気づけたりしつつ、深く考え、最終的にはメンバーが皆納得のいく形で新幹部を選任できたことです。大学に入るまでは明確なリーダーの経験がなく、チームで動くようなこともあまりありませんでしたが、色んなメンバーの話をできるだけ聞こうという気持ちで代表業務に取り組み、結果的には沢山頼ってもらえるリーダーになることができ、自分自身の成長を感じました。

Empathy

大学2年の時に、サークル活動において、メンバー同士が練習方針をめぐって対立してしまった。意見のすれ違いが人間関係の悪化につながり、サークルの練習の雰囲気が重苦しくなった。そこで私は、日ごろからサークルのメンバー全員とコミュニケーションを図り良好な信頼関係を築いてきたことを活かして、当事者双方の意見を丁寧に聞いたほか、オンラインミーティングを開催して他のメンバーにも意見を聞いた。その際、相手の気持ちを尊重して共感しながら思いをうけとめることでメンバーの意見を深く理解することができ、考え方に違いがあっても最終的に目指しているゴールは全員同じであることが分かった。

Empathy

私が身についたコンピテンシーは自発性です。このコンピテンシーが身についたと考えられるのは高校生のときに取り組んでいた部活動です。私は吹奏楽部に所属しており、高校3年生では部長を務めさせていただきました。私が所属していた吹奏楽は技術で競い合うことよりも、演奏会を開催するにあたって足を運んでくださるお客様に良い音楽をどのようにしたら届けることができるのか、を第一に考え、部員が一丸となって取り組むことを目標としていました。その中で、私はそれぞれの部員一人ひとりができることを考え、自発的に行動できるような環境がある部活でありたいと考えました。自分から自発的に起こす行動こそにエネルギーがあると感じていたからです。何よりも自分がそのような自発的行動をしようと心がけ、部活動を行っていたことが今の自分の能力にもなる自発性につながったと感じています。

Initiative

高校時代、部活動に入部した際、未経験のスポーツではあったのですが、周りの先輩の影響でインターハイ出場を目標に決めました。その目標に向かって自分なりに努力することで、実際に達成することができた経験が自分にとっては成長のきっかけになったと感じています。

Initiative

秋学期に入り、会計士の資格勉強を再開するとともに授業課題などで忙しくなったことに加え、バイトを始めたり、ジムに通うことを習慣化させたかったり、やりたいこと、やらないといけないことが重なりオーバータスクになっている感じがしていた。そこで、どうすればやりたいことを実現できるか考え、毎日の計画を紙に書き出すようにした。以前なら一度途切れるとやる気がなくなりそのままになっていたが、計画を立てることを手段と捉えることを意識することで数日空白になってもまた再開することができ、目標に対してより継続的、効果的に行動できるようになったと感じる。

Initiative

私は高校時代、「校内ではスマホを使ってはいけない」という校則は、学習でデジタル端末を利用する今の時代にそぐわないばかりか、生徒によっては校則を気にせずスマホを使用し、ルールの意義が損なわれていると感じていました。そこで生徒会長になり、この校則の改正に取り組みました。改正にあたっては生徒指導の先生が断固反対の立場であったため、生徒会役員と議論を重ね、どのように理解を求めるか考えました。最終的には生徒の意見を集め、学習においてスマホが有効であることやメッセージ機能などは学生であっても必須であることを説明したほか、他の先生方に根回しを行うなどして生徒指導の先生にも理解を得ることが出来ました。この経過の中では生徒の意見を集めることでさえも反対の先生がいたほか、そもそも生徒の意見を聞く必要はないとする先生がいたり、ほかにも理不尽に感じることが多々ありました。しかし校則の改正は必要という自分の判断を信じて最後まで成し遂げることが出来ました。これが私の自発性を示すエピソードです。

Initiative

学園祭で企画をして最後まで取り組んだことである。まず企画をするために企画書を書いて自分たちが行いたいことをはっきりとさせた。企画書の承認がされてからは、同部署の人たちと協力して準備を進めていた。様々な想定をすることで当日スムーズに運営できた面もあるし、想定外であったこともあるが、他部署の人たちの協力も借りながら、獲得目標人数を超える人たちが参加してくれたから成功できてよかった。

Initiative