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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

地元の商店街のレンタルカフェスペースをお借りして、毎月3回ほどボードゲームカフェを運営した経験から。始めの数ヶ月は来客数が少なかったが、そこから諦めずに、1人1人のお客様との対話を大切にし、お客様の楽しみたい気持ちを読み取り、応える工夫を重ねた。さらに、お客様からこのカフェの魅力や改善点を伺い、毎回運営に反映した。その結果、お客様からの紹介で来客数が増え、2年目からは毎回満席となった。この経験から困難な状況でも学び続け、諦めずに改善し続ける能力が身についたと考えた。

Resilience

 仕事において部下との接し方や取り組み方で悩んでいる際に同じM1の方からアドバイスをいただきました。内容としては講義で扱った戦略や人的資源管理などの手法を交えて励まし合うことで納得感を持って挑戦していく姿勢が蘇りました。

Resilience

友人から相談を受ける中で、友人の悩みを聞き、その悩んでいる内容やそれに対する友人の心情などを自分なりに解釈して友人本人に確認するという作業の中で、友人から「すごく話を聞くのが上手い」や「共感力がある」などという指摘を受けたため。

Empathy

小中高と続けてきた部活動の経験からチーム内での、一体感を出すために様々な取り組みを行なった。先生との面談や個人での面談を開催し、一人一人に合うやり方で進めていこうと考えた。その中で反発する人がいたが、じっくりと時間をかけて話し合う中で信頼関係を築き高めていくことができた。

Resilience

高校生の時に、私はバスケットボールの為大阪から、東京に行きました。なので、寮生活を経験しました。私が、高校三年生の時、寮長という役目を担いました。やはり、皆両親と離れているので、ストレスや、友人関係でトラブルがありました。その時、寮長として、その人自身の気持ちを理解し寄り添ってあげることがより身に着ける事が出来ました。

Empathy

私は大学入学当時から複数のアルバイトを掛け持ちながら、サークル活動や研究にも打ち込んできました。限られた時間の中で、効率よくタスクをこなすために、スケジュール管理や優先順位付けを徹底しました。これらの経験を通して、マルチタスク能力が自然と身についたと感じています。特に、試験前夜には、複数の教科を同時に復習しながら、友人からの相談に乗るなど、限られた時間の中で最大限の成果を出すために工夫を重ねていました。

Multitasking

これまでの私は完璧主義の傾向があったため学校生活(主に授業課題)と自身の普段の生活のバランスがうまく行かず体調を崩しがちだった。しかしSSPでの面談やゼミでの面談を通してどの程度頑張れば良いかなどを学ぶことができた。

Multitasking

3回生の秋に、普段親密にかかわる人とのすれ違いがトリガーとなり、自分の中であらゆるものが崩れていく感覚になった。「これはまずい」と思って大学のサービスを活用してカウンセラーの方とお話しをする機会をいただいた。その中で、自分がこれまで育ってきた環境や物事の見方を客観的に観察することができるようになり、より良く生きるために何をするのが良いか、また自分の紆余曲折な経験がある種糧になったと考えられるようになった。

Self-efficacy

自分のことを理解するきっかけがあったのは就活の時期です。ESや面接のときに自分のこれまでの歩みや価値観を話す必要がありますが、私はそれを上手く言葉にできず苦戦していました。そこで友達や周りの人たちに自分はどんな人間か、どのような強みがあるのかを双方に話し合い、その中で新たな気付きを得たり、自分の自己認識が強化されて行きました。

Self-efficacy