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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

高校1年生の冬ごろ、進路に悩んでいた時期に高校の先生との面談で、「学校内だけではなくていいからアルバイトとかの活動もいろいろやってみるのはどうか」と言われたきっかけからアルバイトやボランティア活動をやり始めて、結果的にそれが進路を決めるのにも役立ちました。また、高校3年生の面談時にも「あの頃は受動的だったが、今は自発的にいろいろな物事に取り組んでくれている」と言ってもらえたので、その言葉が自分の自信にもつながりました。

Initiative

中学生の頃に学級委員を務めており、その時に他のクラスの学級委員と6人で毎日のようにコミュニケーションをとり、学年のことを第一に考えて行動していた。学年内で問題が起きた際にすぐに情報共有をし、問題の原因は何か、自分たちにできること、やらなければならないことは何か、クラス・学年に何を伝えるべきかを考えて先生への共有をした。3クラスあったが、各クラスごとにクラスの雰囲気が異なり、それぞれの学級委員が自分のクラスにあった伝え方をすることを心掛け、その中で学級委員6人同士でどうすればいいか助け合いながら仕事をまっとうした。

Teamwork

2022年、高校のサッカー部で「チームワーク」と「リーダーシップ」が身についたと感じた経験があった。夏の大会直前、チームは戦術の方向性で意見が分かれ、練習に集中できない状況だった。当時、私はキャプテンとしてチームをまとめる責任があった。そこで、練習後に全員で話し合いの時間を設け、まず全員の意見を一つずつ聞き取った。その上で、監督やコーチの助言も交えながら議論を整理し、全員が納得できる戦術案をまとめた。その後、練習での実践を通じて微調整を行い、チーム全員が一つの目標に向かって努力できる環境を作った。結果として大会でベスト4に進出することができた。この経験を通じ、他者の意見を尊重しながら調整を行い、目標に向けてリーダーシップを発揮する力が身についたと感じた。

Resilience

1回生春学期の「分析ツール」で、どうしても分からないところがあって困った経験がある。その中で、「経済数学Ⅰ」を受講している知り合いに教えてもらいながら、誤りから学び、立ち直っていくことがもっとも重要であることを知った。

Resilience

中学の部活動でキャプテンだったが、プレーの面では3番手だった。そのため、他の部活のメンバーで結果が出ないで悩んでいる子にも本音を言ってもらえたり、意見を言いやすい環境をどのように作ればいいかを考えた。そこで、様々な人がいるが自分の経験を織り交ぜながら話を聞き、必要な時はアドバイスをするなどし共感する力がついたと思う。他にも高校では自分自身あまり部活で結果が出ずに悩んでいたが、後輩の子のサポート役に徹したりした経験から、どんな環境でも相手が何を求めているかを察し、行動できるようになった。キャプテンだからではなく、どんな時もあの人には話したいと思ってもらった勇気を踏み躙らないように、話を聞く時は共感し批判しないことを意識するようになった。

Empathy

私がこの質問を回答している時にいちばん最初に思い浮かんだコンピテンシーのエピソードはアルバイトでのホールとキッチンの仕事を相互理解するためのバイト先でのミーティングのエピソードです。ホールはキッチンの仕事を少ししか見ないので、ホールがどのような働きをするとキッチンが楽になるのか、また、キッチンがどのような働きをするとホールが動きやすくなるのかの意見を出し合い、多くのことが改善されたというエピソードがありました。そこで話し合うことで共感が持てることを感じました。

Empathy

中学生の時、クラスで孤立している同じ部活の友達がいたが、その友達を孤立させている周りの人の理由に納得がいかず、孤立している友達と一緒に過ごしたが、孤立させている他の多数のクラスメイトに攻撃するのではなく、中立の立場として話を聞けるように意識して生活した。

Empathy

高校二年生のとき、私は友達の相談相手になることが多く、よく話を聞いてその友達を励ましてあげたり私の意見を言ったりしています。その時にいろんな友達から「あなたは相談や悩み事を話しやすい」と言ってもらえた時。

Empathy

部活動でのバンド活動はメンバーがいて成り立つものなので、意見の食い違いや目指す気力が全員違うことが何回もあったけど、バンドリーダーとしてまとめることができたと思う。思うことは隠さず全部言い、すぐ話し合って解決するいうことを徹底していた。

Teamwork