Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
友達がずっとできなかったが、4年生の春にゼミの先生が長期海外出張があり、他のゼミに里子に行っていた時に、そこのゼミで出会った自ゼミと違う空気の学生たちと仲良くなれて、卒論に向けて一緒に合宿をしたりするまでの仲になれた。
Teamwork
大学3年の時、初めてのゼミの発表でプレゼン資料の作成が遅れ、本番直前まで徹夜で作業することになりました。発表では緊張のあまり、何度も言葉に詰まり、聴衆の反応も芳しくなく、大きな自信を失いました。しかし、先生や友人からの温かい励ましの言葉に、私は再び立ち上がることができ最終発表では完璧な状態で発表することができました。 この経験から、物事から学び立ち直ることを学びました。また、失敗を恐れて行動を起こせないことの損失も痛感しました。この経験を活かし、現在は、卒業論文の作成に積極的に取り組んでいます。計画的に進めることはもちろんですが、困ったことがあれば、積極的に周囲に相談し、協力してもらうように心がけています。
Resilience
大学2回生の時、新NISAについての情報を知り、将来の資産運用のために投資を始めることに決めました。そのために投資資金10万円を貯める事を目標にアルバイトのシフトを週5日に増やし、投資に関する本を読み始めました。最初は大学の研究報告の準備やシフトの増加のために勉強時間が確保できなくなりましたが、この問題に対処するために優先順位をつけて一つずつ解決することにしました。研究報告が最優先であることから、シフトは調整し、足りない資金は支出を見直して補いました。投資の勉強は毎朝30分早く起きて行い、大学への移動中に勉強するなど時間を作り、残りの時間を研究報告に充てることで目標金額まで貯金し、万全な状態で投資を始める事が出来ました。
Initiative
大学生になると、誰かに言われて行動するのではなく、自分自身の興味関心に基づいて、課外活動や研究を進めることができます!そのため、自発性をもって行動しないと、成果が目に見えないので、自然と身に付いたと考えています。
Initiative
大学のプロジェクト団体で,講義で学んだ内容や自身で学習した内容を活かす活動をし,研究室に配属されるタイミングでそれを引退した.この出来事がきっかけで,これまで学業と課外活動を両立していたところに余裕ができ,課外活動を通して苦悩してきたり,学んだことを活かして,日々の選択を論理的に判断して,行動することができるようになっていた.また,明確な目標に向かって,根拠と自他への需要を意識して,努力し続けていることに気づいた.
Self-efficacy
大学のゼミの時間で、4人1グループで研究活動に取り組む際に身についたと感じる。それまで私は、自分から進んで取り組んだことは責任感も相まって周囲に頼ることが出来ていなかった。しかしながら、研究の難度が上がるにつれて自分だけではどうにもならなくなった際に、周りに頼ることで成果が高まっていくことを感じた。
Teamwork
今年1年間、ある研究会の会長をしていました。同期が4人しかおらずそのうち2人はほとんど参加しておらず残りの1人も他のコミュニティで忙しく、実質1人で研究会を運営していました。1年間会長としてメンバーに分け隔てなく接していたのですがどうしても皆に好かれるのは難しかったです。しかし、サークルの活動には来ていないが部員とよく遊んでいる私の同期がいて、その人はほとんどの後輩から好かれており何が違うんだろうと考えたところ、その人はメンバーの話を聞いて行動をしていました。私はこの研究会を動かしたいが第一になっておりメンバーの話に耳を傾けることがおろそかになっていたんだと思いました。
Empathy
塾講師のアルバイトをする中で、大学入試過去問題について研究していくことで、共通テストではこんな問題が出やすいやこの大学の個別試験ではこんなことを問うなど過去問題について論理的に探求する力がついた。また、それらについて例年の傾向や難易度などをわかりやすく高校生に伝える力がついたと思う。
Understanding
大学2年生の研究で、メンバー3人と共同作業を進めていました。その中で、1人のメンバーが遅刻や進捗の遅れが目立つようになり、グループの雰囲気が悪化しました。私はそのメンバーと個別に話し合い、問題の背景を知るために丁寧に聞き取りをしました。結果、家庭の事情で時間管理が難しくなっていることが分かり、スケジュールの調整や他メンバーの協力体制を再構築することで、無理なく進められる環境を整えました。その後、メンバー間の信頼関係が改善し、無事に研究を完成させることができました。この経験を通じて、相手の立場や状況を想像しながら行動することの重要性を学び、他者に寄り添う力が身についたと実感しました。
Empathy