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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

中学生の頃、クラシックバレエを習っていた。技術的にメンバーの中で一番劣っているのに加え、通うのに往復3時間、知り合いがいなかったため、嫌がらせを受けたりもした。しかし、舞台で主役を踊りたいという目標があったため、諦めずに練習に通い続け、中学3年生の発表会で主役を任せてもらえた。 人間関係で上手くいかなかったことで、対人関係には現在でも自信がなく、人を信用することが難しいことなど、完全に立ち直れているとは言い難いが、中学生以降に起こった失敗は大したことがないと思えるようになった。

Initiative

目標を達成するために大学院に入学したことで多くの優秀な大学の先生に支えられ、自分の潜在意識がより鮮明となった。特に、目的意識を高く持った仲間たちと出会えたことで対話を中心とした授業を受けることでメタ認知能力が高まった。今後も更なる高みを目指して成長できると確信している。

Initiative

立命館大学法学部在学中に、学部3回生の終わりに専門演習論文を執筆する機会があった。 これまでのゼミの活動では、ある程度与えられた筋道に沿って答えを見つける形での演習が多かったが、自己の裁量でどうにかまとまった文章を書かなければならず、楽しみではあったもの、大いに不安があった。しかし、そのなかで、授業内で先生が中間報告の場を複数設けてくださったことで、細かい目標ができ、まとまった文章を書きあげることができ、賞までいただくこともできた。 私はこれまで、何か目標を達成したことは特になく、またなにか結果を残すこともなく、自分に自信がなかった。しかし、専門演習論文を書き上げることで、大きな目標に向かってどのように努力をすればよいのか、また自分が成功するイメージがつき、次年度の院入試でも合格をすることができた。

Initiative

大学に進学してから、コロナ禍に見舞われ、実際に大学に通って授業を受けたり、友達と会ったりすることが自由にできない中で、目標とする成績を掲げて、その実現に向けて、日々努力を続けた。その結果、西園寺記念奨学生に二度選んでいただいた。自分の努力の成果が認められた気がして、次のさらなる目標の実現につなげることができ、勉学に邁進することができた。 卒業論文の執筆に当たって、ゼミ所属時から一貫した問題意識を持ち、これに対する一定の解決策を見つけるために、論文を読んだり、先生にお話しを聞いたりした結果、優秀論文賞としてご評価いただけた。

Initiative

2024年の春学期、大学院の勉強での経験です。私はキャンパス内の図書館で、1人で課題レポートを進めることになりました。レポートを進める中で、周りにサポートがなくても自分で計画を立て、必要なデータを収集し、分析を行いました。特に、限られた時間の中で資料を効果的に集めるために、自分で文献レビューを行い、関連する研究を積極的に探して深掘りしました。このような自発的な行動を通じて、時間管理や問題解決能力が向上し、自分で結果を出すことの重要性を実感しました。

Initiative

指導教員より、自分では思いつかなかったことやできるとは思っていなかったことなどについて、具体的かつ適切なご助言をいただき、研究を進めていく上で自信が持てるようになり、目標を具体的に定めることができた。指導教員によって、目標に向かって達成できる可能性を見出すことができ、諦めずに自分のやれる方法で最後まで成し遂げようという意欲にも繋がった。

Initiative

研究活動において、習練の必要な手技を繰り返し練習し修得できたこと。具体的には、大学院入学後には指導教官のみが行えた実験手技を、練習の機会を作ってもらえるよう適宜提案し、研究室でその機会を(自主練習として)提供してもらえたこと。またその機会を活かして、自身で方法などを調べながら練習を重ね、ついには修得に至ったこと。このことは自身の研究のみならず、研究室内の他チームにおける同手技実施に手を貸せるようになった点でチームワークにも貢献をしている

Initiative

今年の春学期1の組織文化において、自分はどんな人ですか?SWOT分析してっていうディスガッションを行いしてしました。元々は自分が自分のことをよくわかっていると思い込みました。しかし、チームメンバーとコミュニケーションを通じて、自分がわからなく、気づきなかったことを知りました。あっなるほど!そういう人だと初めてわかりました。どのように、自分が気づいなかったところを理解して、さらに自分を信じ続けるようになりました。ということです。

Self-efficacy

先生に、「会話の中で言われたことに対して素早く正確な答えを出すのが苦手である」と相談をしたことがあった。すると先生に「あなたは、ゆっくり咀嚼してベストな答えを出せる人。早く答えを出すのが必ずしも良いことではない」とアドバイスをいただいた。自覚はなかったが、私には、得た情報を自分なりに解釈し、それを噛み砕いて伝える力が、知らず知らずのうちに身についていたのかもしれないと、少し自信を持てた出来事だった。

Understanding