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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

私は、教育のされ方もあり、自分の弱い部分を認められず、自分が完璧でなければならない、理想の姿であり続けなければならないとずっと思ってきました。そのために自分らしさを見失うことも多く、挫折を経験してきました。家族から理解を得られないのは苦しいことですが、この経験を通じて、何度も何度も自分の傷と向き合い、言葉の重み、自分らしく選択していくことの大切さを学びました。 私はまだ、完全に立ち直ったわけではありません。しかし、自分の人生を諦めることだけはしたくないと強く思います。私の知る痛みが、誰かの痛みを和らげることに繋がること、自分と他者に心の境界線を引くことで、互いを大切にすることができるようになるなら、それが私のしたいことであると感じています。

Resilience

地元の商店街のレンタルカフェスペースをお借りして、毎月3回ほどボードゲームカフェを運営した経験から。始めの数ヶ月は来客数が少なかったが、そこから諦めずに、1人1人のお客様との対話を大切にし、お客様の楽しみたい気持ちを読み取り、応える工夫を重ねた。さらに、お客様からこのカフェの魅力や改善点を伺い、毎回運営に反映した。その結果、お客様からの紹介で来客数が増え、2年目からは毎回満席となった。この経験から困難な状況でも学び続け、諦めずに改善し続ける能力が身についたと考えた。

Resilience

研究活動を行う中で学会参加に伴い指導教員の先生にマンツーマンで指導していただいたときに自分の未熟さを痛感しました。しかし、学会に参加するのが自分一人ではなく、先輩と一緒に参加していたので、お互いに励ましあい指摘しあうことで理解を深めることが出来た。その経験を通じて精神的・身体的にしんどい場面であきらめないタフさが身についたと思う。

Resilience

M2のころ、修士論文を作成しているときに、「どうすれば論文になるのか、論文がどのようなものかそもそもわからない」状態だったが、あきらめず先生の指導を受けて修正を重ねていくうちに、悩みが解消されていき、修士論文を完成させることができた。

Resilience

ある団体に入りたいという目標を持ち、その団体に入るにはどうすれば良いか、所属することができたら自分はどのように貢献できるのかなどを一生懸命考えた。結果、団体に所属することはなかったが、やり切ることができたと考えている。

Initiative

高校1年生のころ、自主的に韓国語の勉強を始めた。規則的に勉強していたわけではないが、気が向いたときに勉強をしていた。勉強を始めてから3年後、少し難しい検定に合格することができた。それまで自分はどんなことも簡単に諦めてしまう性格だと思っていたが、それは短いスパンでの話にすぎないと気づいた。長いスパンで見れば、たまに休みながらではあるものの、努力しつづけられることが分かった。それからはどんなことでも興味があればまずは始めてみようと思えるようになった。

Initiative

1と同じく。 成功体験を得るまでは「あきらめない」のはとてもつらいことだと思います。 自分もまだまだ成功体験をしたとは思えていません。 ですが、失敗続きのなかでも1個でもよかったことがあれば「続けることに意味がある」と思うことができるようになると感じます。 大学で失敗し続けていても、ほかの場所で活躍できる場所があったことが自発性を育む原因だったと思う。

Initiative

身についたのは、部活に参加していた時である。そこで意識していたことは、当たり前ではあるのだが、自分自身が積極的に部活に参加することである。例えば、今日は空気が重いなと思った時に、自分が積極的に声を出してみることで部活の空気が少し和らいだ。他にも、部員内でけがが相次いでいる時に、山道を歩こうという企画を立てて実行した際、自分が積極的に歩くことで部員の過半数が参加してくれるようになった。このように、自分が一生懸命頑張ることを目標にし、部員が入ってよかったと思えるような部活になることを目指しながら、引退までなんとか走りきったことで、あきらめることなく取り組むことが初めてできたと思う。

Initiative

1年生の秋に留学に行きたいと思ったが、スコア取得ができなかった。それでも行きたいと思って中国語でもいいから留学に行きたいと思って学んで半年しか経ってない中国語で留学に志願すると、合格することができた。結局コロナで行けず、自分で休学してアイルランド留学したが、その後に北京大学にも行くことができ何事も簡単に諦めずに取り組もうと学んだ。

Initiative