Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
1人で大学の課題であるプログラミングを書いていた時に、何度試行しても想像通りに動かず、2週間の間、同じ課題に取り組み続けたことで、誰からの助けもない状態で理想としているプログラムを書くことができたこと。
Resilience
2回生の春学期に、グループ活動をすることがあったが、その中で一人だけ見当違いのことをする人がいた。また、発言の内容も的を得ていないものが多く、チームの関係性が悪くなったことがあった。しかし、その人と話し合ったり、具体的にその人の役割を決めることで少しずつ歯車が周りだすこととなり、最終的には授業の教授から「頑張りましたね」と褒められるまでに至った。
Resilience
外国人観光客に英語で道を尋ねられた時に応えることができず悔しい思いをしたため、英語を話せるようになりたいと思い大学のコミュニケーションルームに参加して英語を話す環境に身を置きました。回数を重ねるにつれ少しずつ話せるようになり、再度道を道を尋ねられた際には適切に答えることができた。
Resilience
サークルで演劇をしているのですが、団員とともに一つの目標(より良い公演)を達成するために、長期間にわたって準備する際、どうしても意見が割れたり人間関係が上手くいかなかったりすることがありました。自身の立場上、みんなをまとめる必要があったため、どういう思いを持っているのか聞いたり、共感したり、寄り添いつつも団体としてばらばらになってしまわないように調整していました。この経験から、共感力のコンピテンシーが身に付いたと思っています。
Empathy
資格試験の勉強、各授業で出される日々の課題や中間レポート、バイト先で提出する書類の作成、これらのやらなければならないことが短期間の間に重なりさらに日々の授業やバイトもコンスタントにあったため、少ない自由時間の中でどの課題を優先的に取り組み、いつやりうつまでに終わらせるか計画を立て、期限に間に合わせるかを考え、それをきちんと実行できた経験から。
Multitasking
ボランティアサークルに所属し、毎回の活動に参加する際に自分で個人目標を立てることを行う必要があり、この個人目標を立て、時に達成し、時に自分が満足いくほど達成できなかったりを繰り返し、振り返りを行う過程で目標に向かって諦めずに取り組む能力が身についた。
Initiative
大学受験を通してこのコンピテンシーが身についた。先述の通り、高校1年生から2年生までほとんど学校に行けていない状態だったため、私が受験勉強を始めたのは高校3年生の春からだった。1年生からの積み重ねがない分同級生からは後れを取り、模試の判定も滑り止めとして設定していた大学さえ、E判定だった。しかし、夏休みから猛勉強を続け、夏休み明けの模試では第一志望校の判定は相変わらずEだったが、滑り止め校の判定はE判定からC判定に変わった。偏差値は夏前から10上がった。結果、第一志望校は不合格だったが、立命館大学の後期入試に合格し、夏前の成績からは考えられないほど成長できた。
Initiative
私がこの質問に回答している時に最初に思い浮かんだコンピテンシーのエピソードは春から夏にかけて独学で簿記検定を受験し、合格したことです。自分で教科書や問題集を買い、春のうちに教科書の内容を終わらし、夏休み中に問題集と試験合格などなどの目標を決めるなどのこの期間でどこまで終わらすのかを決め、自分なりに計画を立てながら合格まで考えることができた。自分から勉強することが1度もなかったので、合格した時にやりきる事ができたと感じました。
Initiative
高校受験も大学受験も自分で志望校をきめ、その志望校に合格するために文字どうり死ぬ気で勉強をしたこと。志望校は高校受験も大学受験の時も両方とも自分の学力からすると合格するか微妙なラインであり、周りに驚かれることの方が多かった。反対や否定をされたこともあったが自分の進路やしたいことは自分で決めるという強い意志を持って周りに無理だと言われても自分の意思を優先して、両方とも一切妥協をせず、第一志望の学校に合格したこと
Initiative