Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
夏、部活動のコンクールに向けた練習・合宿などでチームメイトがどうやったらいい影響を与え合い本気で良い音楽を追求できるかや、部長としての役割、責任を個人でも深く考え、自分の意見をしっかり人に伝えられるようにした。
Self-efficacy
硬式野球部の部活動で最後の夏、甲子園に出場することを目標に全員で一つになって戦った。結果は負けてしまい甲子園に出場することはできなかったが全員が同じ志を持って本気で野球に打ち込むことができ、チーム一丸で戦い抜いた。
Teamwork
この1年間を通して部活動でチームメイトとの関わり方において自分自身が変化したことから目標に向かって協力することができたと考える。棘を持って命令するように接するのではなく、どうしてほしいのか具体的に自分が思っていることを伝えることを意識して、周りの声かけもポジティブな言葉にすることでチーム内の雰囲気が変化した。また、大会での対戦相手が因縁の相手だったこともあり、目標に向かってみんなで部活動に取り組むことができた。
Teamwork
部活動で思い通りの結果が出ず苦しい時期が続いた。野球を辞めようか悩む時期もあったが、チームメイトが励ましてくれたりし、最後まで本気で野球に取り組もうと決心することができた。そのため、挫折を乗り越えることができた。
Resilience
サッカー部でリーダーや副キャプテンをしている際に、チームメイトにどういう声掛けをすればいいのかを考えていた。また、自分が辛い時期に友達が寄り添ってくれことで、自分が相手の立場になった時にどう感じるかを常に考えて行動するようになった。
Empathy
高校に入ってしている部活動で私が全く違うポジションでもその正規ポジションが言われているアドバイスや注意などを自分事のように聞いており実戦でしたことがなくてもどこのポジションでもプレイすることができると監督に言われた。
Multitasking
2年前に部活で世界大会に出場し、世界4位という結果を残した。その時、表彰台に上がって笑顔でトロフィーを掲げるている一緒に切磋琢磨したチームがいて、私はただ笑顔でそれを眺めて地面から拍手するだけだったため、とても悔しかった。そこで、今年は世界大会で優勝することを目標に掲げ、優勝のために全力で努力した。その結果優勝することができたため、目標に対して努力する能力が身についたと思った。
Initiative
部活の時に、マネージャーとしてどんな存在になりたいのか、どのようにチームに貢献すべきなのかなどを自分自身に問いかけて、自分の中で目標を決めた。その中で、その目標を達成するために、完璧主義な自分の性格を生かして途中で放棄したりせずに目標達成できるまで最後まで努力し続けられて、結果としてチームも大会で好成績をおさめられたと思う。また、勉強面でも、授業中に分からないことがあった時、テストで良い点をとるという目標を掲げて、分かるまで何度も繰り返し解き続けたり、友達と協力しあって教え合いをしたりして、分からないからと諦めずに努力できた。
Initiative
自分が高校一年生のときの10月ごろ部活の試合があった時に、前までは自分がレギュラーかどうか心配だったけれど自分には実力があるから間違いなくレギュラーとして試合に出ることができると思った。そこから、自己効力感が身についたと感じる。
Self-efficacy