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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

私は、法曹として活躍するために必要不可欠である問題解決能力を有している。その理由は、課題箇所特定のため、事案を要素ごとに分解し、真の原因を究明することを出発点とするという問題解決の基本を心得ているからである。 例えば、学部時代に所属していた学生法律相談部の活動において、法律相談の相談者の数が以前に比べ減少しているという問題に直面していた。この問題に対して、公式LINEを作成して相談を募集することや、チラシの配る範囲を広範囲するなどの対応策を講じたが、功を奏さなかった。そこで、この問題の真の原因を探るべく、この事案に関連する要素の分解を試み、相談者の年齢層や、2年ほど前に学校の要請で広報において相談希望者との連絡方法をメールのみに変更していたこと、という要素が関連して問題を引き起こしていることを確認し、部の携帯電話番号を開設することで相談者の人数の増加を図ることができた。このように、私は、問題の分析を出発点とする問題解決における基本を心得ているため、問題解決能力を有していると考える。

Understanding

現在所属している体育会剣道部の部活動だ。私の所属する体育会剣道部では、関西大会優勝、全日本大会優勝を目指し活動している。本部員は43名いるが、その中で選手に選ばれる人数は9名しかいない。各学年に3名ずつスポーツ推薦者がいるため、大抵はスポーツ推薦者が選手として構成されている。しかし、私は選手の人達に少しでも追いつき、全日本大会優勝という目標を達成したいという想いから、日々の稽古から自分自身の課題を持ち、兀々と努力を積み重ねた。目標達成に向け強い執着心を持ち続けた結果、2年生の12月に行われた全日本学生剣道オープン大会にて、チーム内でただ1人、一般入部生で選手になることができた。現在は、選手としてチームに貢献し、目標の2024年10月に行われる全日本大会優勝を達成するため、日々の稽古に励んでいる。私が体育会剣道部で発揮した目標達成への執着心は、貴社の業務でも必ず活かせるものだと考えている。

Teamwork

私は幼少期から剣道を続けており、大学では部員50人ほどの剣道サークルに所属しました。大学3回生から剣道サークルの代表となり、他の幹部と様々なイベントや毎週の稽古を行っていました。その中でも大変だったのは12月に行った学祭での模擬店出店です。昨年度は前代表の学祭準備を手伝っており、その経験を活かすことができたおかげで私は円滑な学祭準備ができました。前代表までは売上と実際の販売数に違いが生じ、必要な備品の数や材料費などの詳細をまとめていなかったため2年連続の赤字でした。そこで私は、売上と販売数が同じになるように整理券を作成し、12月に開催される学祭の2か月前から備品や材料の仕入れの数、食材の試食などを行い、最も利益が得られるような価格設定を行いました。その結果、大幅な黒字にすることができとても有意義な時間となりました。(また、後輩が来年やりやすいように自分達のやったことや改善点、資金面をまとめることで次の学祭でも成功できるようにしました。)

Teamwork

大学1回生のときに、ダンスバトルで優勝するという目標をかかげた。しかし、大学に入学してからバトルに挑戦し始めたため、最初は1回戦で負けてばかりいた。そこで、客観的な分析が大事だと思い、練習方法を工夫した。サークルの仲間や先輩と定期的に試合形式の練習を行い、お互いにアドバイスする場を設けた。アドバイスをもらう際には、疑問点を質問することでより深みあるフィードバックをもらうよう心がけた。これにより、試合感覚に慣れることができたうえ、自分では気づくことができない踊りの長所、短所を知るができた。そのうえ、仲間と協力して練習を行ったことでモチベーション維持にも繋がった。この結果、二年後に滋賀県の大会でベスト4に入ることが出来た。

Teamwork

今年、熱気球のサークルで北海道バルーンフェスティバルに出場するための合宿をしました。 この合宿の目的は、大会で良い結果を残すことはもちろんですが、サークル内、特に新しく入ってきた1回生との親睦を深めるためでもありました。私はサークル内でパイロットに次いで熱気球の知識がある立場で、大会では地上班としてチームをまとめていました。パイロットと地上班の活躍もあり、今大会は優勝することができました。今までチームで行うスポーツを避けてきたのでチーム一丸となって行動し優勝したのは良い経験でした。大会で結果を残す以外にも1回生が楽しめるような合宿を作るのはチームで役割分担をしていたので良い経験になりました。

Teamwork

3回生 になったタイミングで学生団体の代表となりました。リーダー経験が全くなく、仕事をメンバーにどうやって振ればいいのか分からず、全て自分で背負ってしまっていました。しかし、学業、就活、アルバイトなどで忙しくなってしまい、限界いを感じたときに思い切って他のメンバーに少しずつ任せてみました。すると、なぜ今まで自分だけで背負ってしまっていたのだろうと思うほど、団体が上手く機能し、人と協力することは改めて大切であると感じました。

Teamwork

 一回生の頃から、学園祭、またはウェルカムフェスティバルを企画・運営するサークルに所属し、活動を続けていましたが、準備段階から本番、後片付けまで様々な人と関わり、どんな人とでも協力して活動する経験を積みました。一度、チーム内で対立が起こった際、それまでの活動が停滞したことから、学園祭やウェルカムフェスティバルの成功には、自分一人の頑張りでは限りがあり、チーム全員の協力が必要不可欠であることを強く感じました。

Teamwork

大学生1年生から参加した生協学生委員会で、同学年の人や先輩と様々な企画に取り組んできた。その中で最も印象的だったのが、新しいお弁当メニューをチームメンバーと共に考え、販売した経験である。自身が参加してから初めての試みとして学生委員と生協利用者とが協働して作りあげた。もちろん初めての事ばかりで大変なこともあったが、諦めずに最後までチームメンバーと協力して取り組めた。

Teamwork

今年の秋、学園祭の出店に向けてサークルの人たちで準備をしたことでコンピテンシーが身についたと考えます。まず、何をしたいのか案を出し合い、学園祭当日までの日にちを逆算して準備を計画したり、前日も教室のレイアウトについて考えたりなど、妥協することなく協力して行うことができました。

Teamwork