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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

コーオプ演出でチームのメンバーと意見を擦り合わせて行く際に、他のメンバーの表情や発言に気を配り、全体で認識があっているのかな確認。また学年が異なることから、他に意見がありそうな人からは自分から積極的に汲み取るように意識して行動こと。

Empathy

ディズニーストアのアルバイトの時にレジでアプリの有料会員勧誘をしなくてはいけなかった。有料という表現を使うと警戒してすぐお断りされたのでプレミアムという表現に変えると入会してくれる人が増えた。また、プーさんのブランケットの販売催促もしなくてはならなかった。どうすれば買いたいと思っていただけるかお客様の立場に立って考えた結果「プーさんのブランケットはいかがですか」ではなく「プーさんがでんぐり返ししているブランケットはいかがですか」という表現にかえでんぐり返しというワードに反応し買ってくれる人が増えた。

Empathy

高校時代の部活動において、コロナ禍であったこともあり人数関係で同期のうちの1人が全国大会の県外遠征に行けないと分かった時に、話し合いの中で、私が残ってここで練習を頑張ると伝えました。また、最後の試合に5人組の団体種目か個人種目かのどちらかに出場することを選ぶ時に、他の同期の希望も汲んで、個人種目に出場するという選択を取りました。何気なく取った判断ですが、後々に同期や顧問の先生、保護者の方から、「本当にチームのバランサーやった」や、「あんたの何気ない優しさに沢山救われた」などと言われ、人の気持ちを考えて、自分の行動をとるということができるようになっていたんだと気づきました。

Empathy

高校生の時、部活でバンドを組んでいたが、なかなかいい演奏が出来なかったことがあった。その時バンドメンバー同士で「どのようにすればいい演奏ができるか」について話し合いを重ねた。すぐにいい演奏とはならなかったが、徐々に自分たちが納得できるものにすることが出来た。このお互いの意見をより合わせより良いものにしていくという経験から、共感力がつき、その結果バンドとしてもまとまりを出すことが出来たのではないかと思った。

Empathy

友人から悩み事を相談される際に、高校生までの自分は自分本位な考えを述べ、人の気持ちをあまり考えることなく発言していたことが多かったと感じます。しかし、大学生になり、一人暮らしを始めたことにより、自分自身を1から見直す良いきっかけとなりました。そのことにより、人の気持ちに寄り添った考えを持つことができるようになり、悩み事などを打ち明けられた時に、まずは相手の気持ちに寄り添い、相手の話し方などから感情を読み取り、適切な打開策を提案し、友人から「相談してよかった」と言ってもらえるようになりました。

Empathy

大学2年生の研究で、メンバー3人と共同作業を進めていました。その中で、1人のメンバーが遅刻や進捗の遅れが目立つようになり、グループの雰囲気が悪化しました。私はそのメンバーと個別に話し合い、問題の背景を知るために丁寧に聞き取りをしました。結果、家庭の事情で時間管理が難しくなっていることが分かり、スケジュールの調整や他メンバーの協力体制を再構築することで、無理なく進められる環境を整えました。その後、メンバー間の信頼関係が改善し、無事に研究を完成させることができました。この経験を通じて、相手の立場や状況を想像しながら行動することの重要性を学び、他者に寄り添う力が身についたと実感しました。

Empathy

高校時代の中で身に付いたことだったが、友達などとの衝突の中で、自分がどう考えているのかという自己理解を進め、そこで自分が苦しんだことや、簡単ではないと思ったことについて、それは何故なのかを考えていった時、自分のこれまでの環境や経験などが大きな要因になっていることが分かった。だからこそ、友達との対話などの中で、彼らの境遇を聞くことが増え、共感できるようになった。

Empathy

SNSで全く知らない人の投稿を見たときに自分が今まで考えたこともなかった視点で考えている人がいたり、反対に自分と似たような視点で考えている人がいたりしてSNSを見ることで他人の多種多様な考え方に触れることができ自分と全く違う考え方を持っている人を知り、さらに他の人の気持ちを想像する力がついた。

Empathy

アルバイトとして飲食店で働いているが、多くの人とかかわる必要がありその中で何を求められているかそれぞれの人の様子を見て感じ取ることができるようになった。特に何をすれば喜んでもらえるか考えながら接客することを常に意識している。

Empathy