Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
入学して一か月後あたりで周辺の席の人たちの小学校時代の話を聞く機会があった。聞く限りのあまりの治安の悪さにショックを受けたと同時に、自分が通っていた小学校がいかに平和だったかを思い知らされ、自分の中の当たり前が当たり前じゃないどころか、むしろ珍しいことであることもあるのだとわかった。そこから、人の過去の話を聞くときはとんでもない物が来ることを想定し、共感できるようになった。
Empathy
昔友達から、「もうちょっと私たちの事も考えてよ」など言われたことがあって、そこでもう少し自分を見直さなきゃかなと思い、いろんな人と関わってみてどうやったらコミュニケーションをするうえで、相手にいい気持ちでいてもらえるかを考えるようになって、そこから相手の事を考えて寄り添う力はついたと思います。
Empathy
四年生ぐらいの時に、友達が困っているように見えて、「大丈夫?話聞いてあげようか?」と友達と私で、その子に声をかけた。そして、その困っていた人が、ありがとう。と言ってくれて、事情をはなしてくれた。それで、話聞いてくれてありがとうとその子が言ってくれた。
Empathy
小学生の間、何回か相談されることがありました。その内容は、いやなことだったので「それは、嫌だったね。」と優しく答えました。同じく小学生の間、泣いている子がいて、その子に何があったのかを聞いて、優しく寄り添いました。
Empathy
自分が、その場で、あれ嫌だったなとか、嬉しかったな、っていう経験を活かして、例えば、私は嫌だと思ったんだって言われたら、相手に寄り添ってあげて、嬉しかったんだ。って言われたら、共感してあげるなどが身に付きました。
Empathy
春休みに、JOFの知らない友達と一緒に2泊するスキーキャンプで、初めて会った友達ともう一人の初めて会った友達がけんかをして、それを2人の気持ちになって止めることができたので、JOFのリーダーに褒めてもらった
Empathy
私は、立命館小学校に入学してきて、一年生間に仲間と出会って、初めて、知ったことがあります。それは、みんなが優しくしてくれることです。私のところに来て、「遊ぼっ!」と声をかけてもらったり、「もう授業が始まるから一緒に教室に向かおう!」などと声をかけてもらいました。立命館小学校に来て、もう一つわかったことがあります。それは、学校は、勉強するところだけじゃなくて、仲間とのコミュニケーションを学ぶ場所だと知り、それをきっかけに人とのコミュニケーション力をみがきたいなと思いコミュニケーションをみにつけてきました。
Empathy
この前、学校で、休み時間にクラスメイトと遊んでいたら、そのうちの一人が「私、むこういってくる」と言って、ドッヂボールコートの近くに言って、そこにいた、先生や友達と一緒に行ってしまって、休み時間が終わってから、私は、何か嫌なことがあったのかなと思って、その友達に、「さっき違うところ言ったから、何か嫌なことでもあった?」と聞いたら、原因は、一緒に遊んでいたほかの友達が嫌なことを言っていて、いやだったらしいです。だから、その時に、ほかの人の気持ちを想像して、その人に寄り添うをできたかなと思います。
Empathy
法律事務所でのエクスターンシップにおいて法律相談に同席した際に、弁護士の先生の対応を振り返って身につきました。法律相談に慣れていない人には質問をする前又は後になぜこのような質問をしたかを説明し、依頼者の不安をひとつひとつ丁寧に取り除いていたことをエクスターンの振り返りで気づきました。
この経験以降は自分にとっては当たり前のことが当然に相手も当たり前と思っていることはなく、むしろ逆に感じている場合があることに気づき、以前よりも相手の事情に配慮して行動するようになりました。具体的には、相手が何かおかしなことをしていても自分が知らないだけで、相手が病気を抱えている等目に見えない事情を抱えているのではないかと一瞬考えるようになり、第1印象のみで確定的な判断しないようになりました。相手にも何等かの事情があるのではないかと想像する機会が増えた点で共感力が身についたのではないかと感じました。
Empathy